スケルトンの運ちゃん武勇伝

劇場公開日:

解説

「スケルトンの就職騒動」のデヴァリー・フリーマンが自らのストーリーをアルバート・ビーチ「逃げた花嫁」と協同脚色し、新人ジャク・ドノヒューが監督した、リチャード・ゴールドストーン「罠(1949)」の製作による1950年度スケルトン喜劇。撮影は「イースター・パレード」のハリー・ストラドリング、音楽はスコット・ブラドリーが担当する。スケルトンをめぐって「風車の秘密」のグロリア・デ・ヘヴン、「姫君と海賊」のウォルター・スレザク、エドワード・アーノルド、ジェームズ・グリースンらが共演。

1950年製作/アメリカ
原題または英題:The Yellow Cab-Man
配給:セントラル
劇場公開日:1951年3月13日

ストーリー

発明狂のレッド(スケルトン)は割れないガラスを発明したが、ふとしたことから彼と知リ合ったイエロー・タクシー会社のエレン(デ・ヘヴン)は、それを社長に売リ込ませようと努力した。悪徳弁護士クリーヴィ(エドワード・アーノルド)はその秘密を盗もうと、手下のトムソン(G・アンダースン)に命じて普通のガラスにすりかえさせた。社長の面前での実験でガラスが割れてしまったレッドは、再度の機会を狙うため、同会社の運転手になりさまざまな失敗をくりかえした。一方罪を悔いたトムソンは真相をバラしかけたのでクリーヴィ一味はそれを殺したが、レッドに見破られてしまった。クリーヴィは、レッドをなきものにしようと彼とエレンを共進会場に追いつめたが、この時現れた同僚タクシー運転手の大群はついにクリーヴィをとって押えた。実験は成功し、レッドはついにエレンの愛をかちえた。

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