慈善結婚

解説

久しぶりにアメリカンのフィッシャーものが紹介される。「太陽児」「開拓の勇者」「男の度量」などを監督したエドワード・スローマンの監督で、相手役は「見捨てられて」「モデルとなりて」「名ばかりの妻」など昔懐しいフィッシャーものと同じくジャック・モワーである。

1918年製作/アメリカ
原題または英題:Mantle of Charity

ストーリー

財産家の後を継いだ娘ノラ・マクドナルドは避暑の帰りの汽車中で、ホウエル青年と知り合いになったが、丁度彼女が愛犬の乗車禁止をごまかすため赤児のように着物を被せて抱いていたため、青年にてっきり娘心のお若気から間違いを出かした後夫に捨てられた女と早のこみをされてしまう。そして慈善家の彼は自分の経営するホウエル慈善協会に事務員として彼女を雇うことをまで独り決めしてしまった。もとより退屈な彼女はあくまでも貧乏人の真似をし下宿住まいまでわざわざしてホウエルのお人好しをますます証拠立て、かたわら富溢れるその財力でホウエルより更に徹底的に慈善事業を始める。かくて青年が彼女の真の身分を知りその恋に花の咲くまで、種々と面白い筋を辿るのである。

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スタッフ・キャスト

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