女性解放

解説

エセル・M・デル女史の原作によりジェラルド・C・ダフィー氏が脚色し「青春を顧みて」等と同じくポール・スカードン氏が監督したもので主役は「単騎突進」「女房改造」等出演のヘレン・チャドウィック嬢で「ネロ」「牧人王ダビデ」等出演のヴァイオレット・マーセロ嬢「十字架の女」等出演のホームズ・ハーバト氏等助演。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Her Own Free Will

ストーリー

家運挽回のためにエヴァラード家の長女ナンは秘露の鉱山で富を築いたクラドックと結婚した。彼女は15年も年の違う夫を愛することはできなかった。急用で秘露に行かねばならぬ夫は新妻を伴って行こうとしたが彼女は怪我をしたのを盾に止まった。夫のことも忘れて彼女は幼馴染のジェリーと親しんだ。夫が南米に来いと命じて来た時妻は怒って断じて行かぬと言った。その後ダンスの帰りにジェリーはナンに暴行を加えんとした。妻を迎えに帰米した夫はジェリーを倒し、ナンに妻になるか離婚するかと言った。ナンは悦こんで夫の腕に抱かれた。

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