乗馬警官隊のオマレイ

解説

ハート氏が独立後の作品で、例によってハート氏の自作、ランバート・ヒルヤー氏の脚色及び監督になったもの。今度は珍しくカナダの乗馬警官隊の物語である。『全体としての筋は決して新味あるものとは言えないが、ハート氏の原作には興味をそそる充分の小事件が織りこまれており、殊に義務と愛とに心を悩ます主人公の性格描写が例によって美事なので、豊かな興味を味わうことができる。』とニュース誌は褒めている。対手は以前の対手ジェーン・ノヴァックの妹で、今ユ社のスターである。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:O'Malley of the Mounted

ストーリー

乗馬警官隊の一員オマレイは殺人の嫌疑者バッドを捕らえるために牧童に姿を変えて悪人の仲間に入り、銀行に盗みに入ったが、盗み取った大金を銀行に送り返そうとして発見され、裏切り者として危地に陥る。バッドの妹ローズは心優しい乙女であった。危うきを救ってくれたオマレイの危機を彼女は兄と共に身を挺して救い、3人は共にその場を逃れ去る。しかるにバッドの無罪が証されたので、彼は2人を国境へ導いて彼等に自由を与え、本部へ帰って辞表を提出した。愛する乙女ローズと楽しい生活を始めるためには結局その方が彼にとって都合が良かったのであろう。

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