情愛の泉

解説

「熱国の薔薇」「深紅の挑戦」等の最近作品が盛んに公開されたドロシー・ダルトン嬢のインス映画時代の作品で「拗ね者サリー」等の頃のパラマンウト映画。お馴染みのC・ガードナー・サリヴァン氏原作でロイ・ウィリアム・ニール氏の監督。相手役はこれも最近「北国の雄叫」「黎明の大河」等主演映画の公開されたジャック・ホルト氏其他インス映画になくてはならぬロバート・マッキム氏、ウィリアム・コンクリン氏、メルボーン・マクドウェル氏等出演。

1918年製作/アメリカ
原題または英題:Love Me

ストーリー

富豪アプレジー家の末子ゴードンは鉱山の女技師マイダと恋に落ち結婚して家へ連れ帰った。天真爛漫の彼女はゴードン家の家風に適わず、兄弟や両親から侮られていたが唯夫の愛を命に暮らした。此家庭の賓客ルュパートが海軍々人の夫人ある此家の令嬢ユーニスを誘惑し連れ出さんとした時、マイダは身を挺して事を未然に防いだ。其為に彼女は却ってルュパートとの間を疑われ極端な侮蔑を家中の者から受けたがユーニスの告白ですべて明白となり、彼女は漸くその真心に酬いられた。

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