蛇身の鞭

解説

ジョン・グッドウィン氏作の小説をモント・M・カッタージョン氏が脚色し「地獄の猛火」「夕陽の山路」等と同じくジョージ・メルフォード氏が監督したもので主役は「女人禁制」「霊魂の叫び」等出演のヴィラ・レイノルズ嬢が演じ、「雪国秘話」等出演のドロシー・フィリップス嬢と「国境の狼」等出演のロックリッフフェローズ氏とが助演し、その他ロバート・エイムス氏、ライオネル・ベルモア氏、パトリシア・パーマー嬢等も出演している。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:WithoutMercy

ストーリー

メルモス・クレーヴン卿は英国議員になる野心を以て選挙費用をゴルドン商会から借りた。ガース家の夜会で娘のマーガレットは卿に心をひかれたので恋人のジョン・オームは怒った。外出先から戻って来たガース夫人はその様を見て驚き、娘に己が背の傷痕を示して20年前メルモス卿に受けた虐待を物語ったのでマーガレットは慄然として戦き、恋人ジョンに忠実なるべきことを母に誓った。選挙戦は激しくなりメルモス卿は卑劣にもジョンを詐欺罪を犯したと密告して投獄せしめた。そうしてマーガレットを火薬船に監禁した。ゴルドン商会の名に於てメルモス卿に金を貸したのは復讐の機を狙っていたガース夫人で、彼女は卿に返金を迫った。ジョンは保釈出獄をして密かにマーガレットを救った。火薬船がその後爆破したので卿はマーガレットが死んだものと思ったのでジョンはを票を集め、突如マーガレットと共に卿の目前に現れガース夫人と協力して卿をして罪を自白せしめた。かくてメルモス卿は獄に送られ夫人の復讐は成りジョンとマーガレットは結婚することが出来た。

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