ZOMBIO 死霊のしたたりのレビュー・感想・評価
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ホラー映画の頂点!最高に大好きな一本です!
「死霊のはらわた」で、ホラー映画にはまって、ビデオを見漁っていた時に出会った作品です。 自分にとって、ホラー映画の醍醐味は、美女の裸と叫びであって、まさに本作品は、ドストライクです。 全体に漂うやり過ぎ感のなかで、秀逸な音楽が緊張感を煽る。 女性が最高に美しい肢体を惜し気もなく、露にさらけ出す。 死者を生き返らせるというマッドサイエンティストの、一見、真面目で重い雰囲気を匂わせる話でありながら、おいおいそれはないだろうとニヤリと笑いを誘う数々のシーンと展開。 自分にとって、最高に大好きな一本です。 実は、このDVD、どういう理由かは解りませんが、何度かの発売延期の後、やっと手に入れた一枚です。 そして数年前、広島に住んでいたときに、場末の映画館でリバイバル上映され、初めて大きなスクリーンで見ることが出来ました。 そんな思い出深い1本でもあります。 30年以上前の作品ですが、自分のなかでいまだに一位の座を譲らない最高のホラー映画です。
マッドサイエンティストvsマッドサイエンティスト
クライマックスでのマッドサイエンティスト同士の対決!すごく笑えます。途中は編集がいい加減なのか、話や場面が飛び飛びになっていて興ざめするところもあるが、これはこれでいいのだろう。ゾンビ化した学長もいいキャラ出しているし、ヒル博士のストーカーぶりもいい!首と胴体がバラバラなのに欲情するなよ!て、ことよりも、隣に父親の学長がいるってのに・・・ ロボトミー化手術の権威であっても、普通重症の精神病患者をおとなしくさせる目的だろうに・・・わけわかりません。登場人物の行動がすべておかしく、ラスト近くでメグが首しめられるのに体張って助けてやれよと叫びたくなりましたよ、まったく。でも、かなり楽しめました(笑) 『死霊のしたたり2』の欄がないので、こちらに 『ZONBIO/死霊のしたたり』の続編。体の一部分にも意識があると証明したウエストが今回は蘇生のみならず、バラバラになった肉体を繋ぎ合わせて現代のフランケンシュタインになろうとしている。運良くメグの心臓が残っていたため他の身体を繋ぎ合わせることに・・・ 全体的にコミカルで笑えます。Dr.グレイヴスもわざわざヒルを蘇らせるんだから・・・まったく。犬に人間の手をくっつける事も出来るんだから、何でも有りだな(笑)。嫉妬に狂った刑事の妻も笑えるし、もうはちゃめちゃです。繋ぎ合わせたら、人口皮膚等で綺麗に仕上げてほしいものだ。
ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり
死体蘇生薬を開発した学生ハーバート・ウェストの狂気の実験が巻き起こす恐怖を描く。 怪奇小説のH・P・ラブクラフトの原作「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」を映画化。 原作は未読。 スチュアート・ゴードン監督の衝撃的すぎるデビュー作です。 劇場公開時のタイトルは「ZOMBIO(ゾンバイオ)」です。 ハーバート・ウェストが開発した、 死体蘇生薬によって死者が生き返りますが、 ゾンビというよりはバタリアンに近かったです。 本作は特異なキャラクターが多数登場しますが、 中でもウェストに殺され首だけのまま生き返ったヒル教授のキャラクターが一番インパクトがあります。 ヒル教授の生首がヒロインであるメグの裸体をナメ回すというくだり。 ヒル教授がメグの裸を見るあのいやらしい目つきは、 演技ではなく本気にも見える。 サービス精神溢れる人体破壊描写や、 グロ描写の中にもどこかしらユーモアが垣間見える演出などが素晴らしい。 ヒル教授は頭と胴体が離れているのに、 テレパシーで胴体を操ってみせたり、 薬の大量投与によりヒル教授の内臓が暴走するという、 もはや訳のわからない展開を見せるクライマックスは凄いの一言。
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