ザ・フォッグ(1980)のレビュー・感想・評価
全1件を表示
とても良い映画
クリックして本文を読む
『JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022』にて鑑賞。初見…だと思う(笑)
昔…かなり大昔、ジョン・カーペンターの作品をレンタルビデオ屋かDVD屋かは忘れたが(笑)、何作か物色して観たことがある。
で、この『ザ・フォッグ』は確かスルーしたような…(笑)
だって、恐怖の対象が"霧"ですから(笑)
まあ、こんなの怖くないだろうと思ったわけです…当時は。
で、今回良い機会なので、観てみました。
ん、かなり古臭さがあるんですが、灯台のラジオ局という舞台装置がかなりお気に召しましたね(笑)
"霧"もなかなか良い感じにたち込め、それなりにおどろおどろしく、どこか海賊の亡霊みたいな怪物とも良いコンビネーションでした(笑)
ラスト、金を溶かして作ったとされる輝く黄金の十字架を、胸にしっかりと抱きしめる神父さんが、これからドラキュラと対決しそうなエモさがあり、胸がキュンとしました…これぞ、70年代ホラーという味わいでございました。
古臭さはありますが、舞台装置も十分に、演出の妙技で、最後まで飽きずに観ることができました。
特別オススメはしませんが、70年代の空気を吸いたければ、どうぞ…かな(笑)
*この作品の公開は1980年らしいです…1970年代後半に作られたという事で…笑
*3作共通パンフレットは1300円也。昔懐かしいVHSビデオ用パッケージを思わせる、立方体の紙箱に入っています。ポストカードが15枚ぐらい?入っていて、肝心の解説は"かなり"少なめです…なんでやねん!
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示