劇場公開日 2020年7月10日

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エレファント・マンのレビュー・感想・評価

全65件中、21~40件目を表示

4.5映像、音響、クリーチャー。デビッド・リンチらしさに貫かれた本作

2020年8月11日
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20065.リンチ作品の原点にして、最高傑作であるイレイザー・ヘッドに続く長編第2作目。ヒューマニズムを描くドラマの根底に光るシュールレアリスム。4K修復版が大正解

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movie

4.0同情は善か悪か

2020年8月11日
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あ

3.5共感する心

2020年8月10日
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泣ける

悲しい

相方に言われた。

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昔から映画好き

3.5清く優しく美しく

2020年8月6日
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運命の手綱を握り合う、興行師と医者

内情は違えど、似通う思惑

翻弄され、従うだけの主人公

醜さなど微塵も感じないと言えば綺麗事

愛を知らない彼は、闇夜を彷徨う象の化身

愛に包まれた彼は、ロマンと知性の飼育人

愛、安心、心の拠り所。
これさえあれば、生きていける。
見つけてしまえば、迷わず生ける。

無償の愛こそ生きる糧。

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グリーン

5.0約40年経ても色褪せない人間の尊厳を問う問題作

2020年8月6日
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泣ける

悲しい

知的

滋賀県大津市の大津アレックスシネマにて『エレファント・マン<4K修復版>』を公開3日目に鑑賞。
約40年前、私が未だ中学生当時に大ヒットした際には、ホラー映画かと思って勘違いをしていて鑑賞せず終いでしたが、今回鑑賞することが出来て本当に良かったです。

そもそもは、怪物の様な特異な容姿から「エレファント・マン」と呼ばれ見世物小屋に入れられていた、実在したジョセフ・メリック青年(映画ではジョン・メリック)の数奇な悲しい生涯をモデルにした、人間の尊厳を問うマイノリティの半生を描く大人気戯曲があったそうなのですが、デヴィッド・リンチ監督は、アンソニー・ホプキンス演じるトリーブス医師が残した彼の回顧録に着想を得ながら、その戯曲とはまた違ったアプローチで映画化。

「切なさに胸が締め付けられる」というキャッチコピーにも嘘偽りのないほどに、実に切ない感動的な映画でした。

ジョン・ハート演じる素顔を隠して解き放つ純朴なメリック青年に扮した演技には心奪われるものがありました。

大女優ケンドール夫人役演じるアン・バンクロフトがメリック青年と一人の人間として心から交流を深める描写も良かったでした。

また、トリーブス医師が「私は見世物小屋の興行師ハイツと同じなのではないか」と自問自答したり、病院内の世界を見世物小屋と比較するなど、デヴィッド・リンチ監督が意識的に盛り込んだ、人間の尊厳を問うための構造的な仕掛けにも心揺さぶられました。

メリック青年が、目では見えない部分を想像力で補って作り上げた大聖堂の模型も、人間の尊厳や、或いは見かけからは垣間見られない内面をも真正面から見つめる暗喩として理解することも出来るでしょうね。

観客は少ないながらも、シクシクと泣いておられた若い女性客も居られるなど、日本初公開から約40年経っても実に色褪せない感動作品でしたので、決してホラー映画ではなく、人間の尊厳を描いた問題作なので、是非とも多くの人にも観て頂きたい傑作でした。

従いまして、私的な評価と致しましては、
人間の尊厳を問う問題作であり、40年を経た今も尚、色褪せない感動作品であり、傑作かと思いますので、五つ星評価的には、満点評価の★★★★★五つ星の評価が相応しい作品かと思いました次第です。

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HALU

4.0今だからこそ観る価値のある作品かと思います。

2020年8月4日
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悲しい

怖い

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松王○

4.0ほとんどの映画で婦長さんは大体正しい!

2020年8月4日
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興奮

知的

「エレファント・マン」4K修復版で鑑賞

映画の前半、エレファント・マンの姿は
ほとんど映し出されることなく
暗がりに潜むシーンやカーテン越しのシルエットなど
まるでスリラーの様な緊張感。

この映画初見の人には、
画面に彼が映し出されるシーン自体が
一つのハイライトともなっています。

いわゆる19世紀末の産業革命後のイギリスの
街や大気の汚さ(公害や汚水)が
否応なく伝わってきるモノクロの画面。

労働者の過酷な労働状態や
貧富の格差もさることながら
人権意識が低かった19世紀末の様子と
エレファント・マンの気持ちなど御構い無しに
彼を利用しようとする人の心の醜さ
偽善的行為の連続に
いわゆる残酷シーンとは違う意味の
観ていて辛くなるシーンも多く
公開当時、10代だった私は映像的にも内容的にも
大きな衝撃でトラウマ映画でもありました、が

それでも、当時、観て良かった!!

なので今回も、
39年前の自分に会いに行く様な気持ちで
鑑賞しました。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

今回特に心を惹かれたのは

エレファント・マンを見世物小屋から救い出した
アンソニー・ホプキンス演じるトリーヴス医師の心の動き。
初めてエレファント・マンを観た時の表情!
ワンカットでの見事な演技!

トリーヴス医師には最初、
医師としての人体への探究心や
功名心もあったかもしれない。
でも、この時の表情があったからこそ、
観ている方もトリーヴスの心を信じることができた。

なのに中盤、あることを看護婦長から忠告された時の
トリーヴスの少々そっけない対応に
人の心の危うさや移ろいやすさを感じた。

やがてトリーヴスが自身の行動を冷静に考えだす。
エレファント・マン
つまりジョン・メリックにとって
自分は善き人、良き友だろうか?

人の心は危うい。

最初から悪意を持って振る舞う人間はともかく
悪意はなくとも、その人の立場や事情によって
態度が変わってしまうことはまま、あるし
善意だと自分では信じていても
角度を変えれば偽善や売名行為に変質していることも〜

ジョンがトリーヴスに何度も「友よ」と呼びかける。

おそらく誰よりも人の心に敏感なジョンは、
トリーヴスが自分にとって「良き友」でいてくれる
今だから、ある行動をとったのでは?

本当に深い映画です。

チャンスがあれば
是非、劇場で集中して観てください。

==========
いつも「共感!」やフォローをありがとうございます。
人の感想を読んでしまうとすぐ影響されてしまうので
皆さんの評論は遅れて少しづつ拝見してます。
どうぞよろしくお願いします。

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星のナターシャ

3.5🎻ゆるやかに演奏せよ

2020年7月28日
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悲しい

最近BS放送にて、何回も観たからも〜観ないわ‥ と思いつつもチャンネルを回したらやっていたのをついまた観てしまった『プラトーン』(ちなみに『グラン・トリノ』も同じく)で、♫「弦楽のためのアダージョ(意味:👆🏼タイトル)」というもの悲しげな曲が流れているのを再認識し、同じ曲が印象的に使われているというこの映画を改めて観たくなったので、またまた晩に人の来なさそうな劇場にシアターイン。

この作品は全くの初見ではないですが、基本的に私はモノクロや古い映像が苦手でありながらも、4Kリマスター版のお陰でこれはそこらへんは苦にならず、初めて観たかのような気分で鑑賞することができました👍🏼

後から調べたところでは、このジョン・メリックさんは12歳頃までは身体的に普通な状態だったようで(訂正: wikipediaによると生後21ヶ月までだったそうです)、故に難病が発症してからの彼の苦しみ哀しみを想像しますと、なんとも相当の御苦労を耐え忍んでこられただろうことに畏敬の念を抱きます。

トリーヴス医師が誰かに似てるな🤔?と思いつつ・・、
『グレイテスト・ショーマン』のことを思い出したりしつつ・・、
男塾のコスプレをしていた勝新さんみたいな病院のバンカラ守衛にムカついたりしつつ😡・・、
自分なら彼をあれほどもてなし続けられるだろうか🤨と自問自答したりしながら観てました。
件の♫〜アダージョはラストシーンにて。

取りあえず彼の苦労多き、でも晩年は愛情に癒されたであろう生涯を讃えて+⭐️

ちなみにだからなんだという話ですが、このレビューは慣れない左手🤚🏼のみでフリック打ちして書き込みました📱

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寝落ちマン(次男)

4.5映画館で

2020年7月24日
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中学生の時、新宿プラザ劇場に見に行った事を思い出しました。満席で入場出来ず見れませんでした。懐かしい思い出です。
TVのオンエアで見ているので、初見では無いです。
今回、劇場で鑑賞出来て良かったです。
フレディ・フランシスのシネスコの絵が素晴らしいです。リンチ印全開の世界です。ストレートストーリーの優しい眼差しが好きなので、この作品も好きになりました。

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おさむ

5.0夜がまた来る・・・

2020年7月22日
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kossy

5.0初見。

2020年7月19日
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名作と言われながら見たことなくて…。確かに名作だった。普通に生きれることのなんと幸せなことよ。善意も押し付けかどうわわからなくなってくるし。自分みたいな凡人がみてもささるものがありました。

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peanuts

5.040年の時を経ても色褪せない

2020年7月18日
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この映画が上映された当時、中学生だった。
40年という時間を経て、また再びこの作品を観られた喜びは【映画だからこそ味わえる至福】他ならない。

素晴らしいキャストの方々が、当然の事ながら他界しているという一抹の寂しさを感じるが……
この時代は洋画・邦画を問わず【いい作品】が多く、今回を機に【再上映】という枠があってもいいのでは?と感じました。

スクリーンという空間は【自分の人生も投影してくれる】と気付かせていただいた。

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シャンタル

3.04K修復版

2020年7月16日
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で初鑑賞。
エレファントマンってこんな話だったんだ
哀しくも美しいラストでした
有名作品をスクリーンで見られてよかったです

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ぼろんてーる2

4.0デヴィッド・リンチの名作

2020年7月16日
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ミーノ

4.5醜さも美しさも外見ではなく心

2020年7月16日
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昔、フィルム上映で観た時より、クリアな印象。
どのくらい4K修復のリマスターが綺麗なのかと観に行ったら、大袈裟かもしれないけど、新作みたいでした。
この画面確認のためだけでも、行ってよかった。
すごいですな、今のリマスター技術は。

ところで、改めての鑑賞で、子どもの頃よりはっきりと「まともな外見でも、エレファント・マンを見世物扱いし、笑い、差別する人間の方がよほど怪物だし醜い」と思わせてくれました。
いや、SNSなどで差別やヘイトが横行する今の時代だからこそ、かえってこの作品のテーマが染みたのかもしれません。

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コージィ日本犬

5.0こんな素晴らしい映画がこの世にあったなんて。

2020年7月15日
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おじいさんになってからのジョン・ハートしか知らず、彼の昔の有名出演作らしいということで、4K修復版の劇場公開を とりあえず見に行ったのですが・・・
これがもう、大傑作。ジョン・メリックの心が美しすぎて、観終わっても動揺し続けている。
人生で、この映画に出会えて良かったと思った。だいぶ遅きに失してる感はありますが。

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三月☆うさぎ

4.0大昔に観たと思いますが、見世物小屋のシーンしか覚えていませんでした...

2020年7月14日
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大昔に観たと思いますが、見世物小屋のシーンしか覚えていませんでした。
子どものころで、怖くて続きが観れなかったのかもしれません。
150年前に比べればよっぽどマシですが、今でも異形の者に対する差別は厳然と存在します。
この映画を観て、少しでも差別が無くなるといいですね。

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やまぼうし

4.0じぶんの醜い心を映し出す鏡

2020年7月13日
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正直、とても後味の悪い作品である。
なぜなら人間が持つ醜い心を暴き出される映画だからだ。

自分は、研究の好奇心にかられた(最初の頃の)トリーヴス医師であり、カネが人生の全ての見世物小屋の興行主であり、「異形」を怖いもの見たさにかられた見物客、と同じだという「鏡」を目の前に見せつけられる。

David Lynchから大きな課題を与えられたが、今回は簡単に解が出そうにない。

メリックのうつくしい心根が、せめてもの救いだ。

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atsushi

2.5自分の心と葛藤

2020年7月13日
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難しい

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J24

3.5ガシャンガシャン モクモク

2020年7月13日
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モン吉