此一戦

解説

「無名の狩人」「猛闘千里」同様フィル・ゴールドストーン社提供リチャード・タルマッジ氏主演映画で前二映画の監督者グローヴァー・ジョーンズ氏がやはり原作脚色監督を兼ね、相手役は「海から来た男」等出演のドリス・ポウン嬢。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Putting It Over

ストーリー

政治家のジェームズ・メリットの乱暴息子ボッブは今度こそ親爺の命令通り仕事ををやって損ねた御機嫌を取り返そうと実に第13回の試みに取りかかった。それは親爺の政敵ノートマンを市長選挙に於いて落選させる事であった。今度こそはと力んでいよいよ活躍を始めた時彼は又この第13回目の試みを中止した。何故って?ノートンの娘さんのバーバラの美しさに流石の彼もポーゥとして、第14回の試みとして、大切な娘さんの父様ノートンの当選応援の為に大努力をする事となった。図らずも八釜し屋の糞親爺が手下に卑劣な政戦を行わしめているのを知った彼は猛然親爺党を向こうへ回し大奮闘、大暴れ。その辺の痛快なドサクサは皆様とくに御存じの筈。

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