告白すべきか?

解説

アリス・レイク嬢と、ジャック・マルホール氏共演の社界劇で、「何者」「盲人の眼」等の監督者ジョン・E・インス氏の手練れた監督手腕が全篇に見られる。永くメトロに居る作家フィニス・フォックス氏の原作である。

1919年製作/アメリカ
原題:Should a Woman Tell?

ストーリー

浪風荒き漁村の夕べ、船が難破して危い所を漁夫マクソンに助けられた富豪の夫人クラリッサ・セッジウィックは、禮心からその家の娘ミータを都へ伴って教育を受けさせる。不真面目な夫人の甥モートンはミータが学校の休暇で帰って来た時、娘を瞞してしまった。ミータはこれを恥じ、学校を去って我家へ帰ったが、父は既にこの世を去り、幼き弟妹と、金のみを尊む母親との面倒を見ねばならなかった。彼女の幼友達アルバートは彼女に結婚を申し込んだが、ミータは過ぎし日の我が愚かさを手紙に書いてアルバートの許へ送ろうとした。しかし金を得る為には理性を失う母親は、その手紙を彼に渡さず、2人を結婚させてしまう。これが為勿論アルバートは妻の秘密を知る由もなかった。後でこれを知ったアルバートは悲痛な心を抱いてフランスへ去る。娘の母はアルバートは死んだと偽り、彼をモートンに強いて結婚せしめる。心進まぬながら家の為に甘じて犠牲と成った彼女は、一日美術家として名聲を得たアルバートに逢って死んだと信じて居た事とて痛く驚いた。2人の様子を見たモートンはアルバートを襲って来た。激しい格闘の結果は?

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