曠野の武人

解説

「虹の山道」と同じくゼーン・グレイ氏原作の活劇で、ウィリアム・ファーナム氏が同じく主役を演じている。相手は先頃「孤児」「胡蝶の如く」にも出演したルイズ・ラヴリー嬢である。その他例によってレイモンド・ナイ氏等が悪役に廻っている。美しい天然背景と、猛烈な活劇で全篇を彩っている。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:The Lone Star Ranger

ストーリー

テキサスの山林監守人スティールは、上官が悪人に殺された時、独力でその復讐として悪人たちを捕えんと決心した。一日彼は巡視中悪人共がその首領サイラス・ロングストレスの娘レイを、それと知らずに誘拐するのを見て、彼女を救った。彼女の父はその礼心からスティールを監守人と知らずその農場に雇った。スティールはしばらくすることになれば悪人に近づく機会が得られるのでこれを承諾する。サイラスは永い間悪事を止めようとしていたのであるが、手下のものが聞き入れないのである。一日彼は悪人全部を取り押えたが、首領サイラスは逃れ去った。この時初めてスティールは愛する娘レイの父が悪人の首領であることを知る。如何にして彼がこの苦境から逃れ出るか、それは高潮に達せる劇のクライマックスが物語るであろう。

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