恋のデパート

解説

クララ・ボウ嬢主演第3回目のトーキーで、ジョージ・アボット氏とジョン・V・A・ウィーヴァー氏が原作を執筆し、ロイド・コリガン氏が脚色し、エセル・ドハーティー女史が撮影教本を書いた。監督は「踊る人生」を同じくエドワード・スーザーランド氏。ボウ嬢の封手は「艦隊入港」「恋の走馬燈」に出演したジェームズ・ホール氏、「グリーン家の惨劇」「フーマンチウ博士の秘密」に出演したジーン・アーサー嬢で、その他チャールズ・セロン氏、エドナ・メイ・オリヴァー嬢等が助演して居る。

1929年製作/アメリカ
原題または英題:The Saturday Night Kid

ストーリー

メイムとジェニーの姉妹はギンスパーグ百貨店の売子である。同じ店に働くビルは、姉妹と同じ下宿に住んで、メイムの恋人であった。ビルはお客係に昇進し、ジェニーは慈善演芸会の会計を任命された。ビルとメイムとが恋人同志の争いをしたのに乗じて、ジェニーはビルの心を自分の方へ引きつけようと努力するので、姉妹の間には風波が絶えない。ジェニーは下宿の親父レムに欺されて、演芸会の基金を競馬に注ぎ込み捲き上げられてしまった。演芸会の当日、ジェニーは事情を姉に訴えた。メイムはレムを相手にダイスを振って、妹の失った金を取返す。メイムが遅れたため、ペイジェントはお流れに成り、ジェニーは金の提出を求められて、メイムが使い込んだと嘘を言って居る所へ、メイムが駆けつけて来たので無事に納まった。メイムの苦哀を知ったビルは然として彼女の許へ帰る。

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