恋の手紙

解説

かつてファンだった作家を殺してしまったと思い悩む新妻と知らずにその調査に専心する夫の姿を描くサスペンス。監督は「モデルの悩み」のロイ・ウィリアム・ニール。主演は「侠青年」のドロシー・ダルトン。

1917年製作/50分/アメリカ
原題または英題:Love Letters

ストーリー

エリーナ・デァーはモーアランドの著した恋愛の自由を説いた書物が気に入り、乙女心の思慮もなく彼にたびたび自分の意見等を書き送った。その後1年今は検事ジョン・ハムプトンの妻として幸福な月日を送っている彼女は一夜モーアランドを訪ねてかつて送った手紙の返却を頼むが、彼は不謹慎にも彼女に挑み掛って来たのでエリーナーは燭台で彼を打倒し夢中でその家を逃げてしまった。翌朝モーアランドの死骸は発見された。検事はこの事件を専心調査し裏面には女のあることを知った。エリーナは証拠ともなるべきあの手紙を取り戻そうと冒険にも2度モーアランドの家に行き危く夫に発見されようとした。ついに彼女は夫に全部を告白した。しかしモーアランドの庭師は、娘がモーアランドの毒手に掛った復讐のためエリーナが逃げた後で彼の息の根を絶ったと白状したので検事の一家は再び平和に帰った。

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