L.A.コンフィデンシャルのレビュー・感想・評価
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クライムサスペンスの金字塔。 1950年代のロサンゼルスを舞台に、...
クライムサスペンスの金字塔。
1950年代のロサンゼルスを舞台に、一筋縄ではいかない刑事たちが、それぞれの正義を胸に秘めながら手を組み、警察内部の汚職に命がけで立ち向かう姿は胸アツというほかない。
ラッセル・クロウやガイ・ピアースの色気もダダ漏れで、何度観ても瞬きを忘れてしまい、珠玉の映画体験をお約束する。
スター勢揃いクライムサスペンス
わかりづらい…
バド・エド・シド・バズ…
アカデミー賞でのかたきをキネ旬で取ったか?
この映画、私にとっては、
ケヴィン・スペイシーと
初めての対面だったラッセル・クロウ、
ガイ・ピアースと言う、
今をときめく3人を紹介してくれた
貴重な作品と言えるのかも知れない。
それにしても、全ての点において
良く練られた見事な作品では
なかったろうか。
今回のTV放映は吹き替え版と
いうこともあってか、
この複雑なストーリーへの理解に
少し寄与してくれていたかも知れないが、
特に真相への“気付き”の点においての
演出・脚本は見事と言うしか無く、
改めてこの作品の質の高さを
再確認出来る鑑賞となった。
ところで、この作品、
アカデミー賞では2部門受賞にとどまり、
「タイタニック」に作品賞や監督賞を含む
11部門をさらわれてしまった。
しかし、日本でのキネマ旬報ベストテンでは
「プライベート・ライアン」や
「トゥルーマン・ショー」等の
話題作をも抑え、
特に第4位の「タイタニック」には
大差を付けての第1位選出となり、
見事にその屈辱を晴らす形ではあった。
キャスト陣が豪華 ✨
1950年代のロサンゼルス、犯罪捜査にあたるロス市警の刑事達。
血の気の多い巡査バドをラッセル・クロウが、正義感の強い若き警部補エドをガイ・ピアースが、ベテラン巡査部長ジャックをケヴィン・スペイシーが、警部ダドリーをジェームズ・クロムウェルが熱演。
魅惑的な高級娼婦リンをキム・ベイシンガーが艶やかに演じる。表情や身のこなしがセクシー 👄
命が幾つあっても足りない程に激しい銃撃戦。
若きガイ・ピアースを筆頭に皆さんお若い 🌱
実話ではないのが救い。
ー 名誉のバッジ
ー 白ゆりの館 〜 おのぞみのままに
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (吹替版)
再鑑賞で、作品の魅力に気づいた
【鑑賞のきっかけ】
以前にも鑑賞した記憶はあるものの、あまり鮮明な記憶ではなかったです。
しかし、未だに評価の高い作品として、ネット上で紹介されているため、動画配信で再鑑賞してみました。
【率直な感想】
鑑賞し始めてすぐに、何故、以前は感銘を受けなかったのかが、よく分かりました。
若い頃の私は、本作品のようなサスペンス要素を含む作品は、二転三転する先の読めない展開や、意外な真相や犯人などを重視していました。
そうした鑑賞ですと、本作品は、あまりひねった展開はないですし、黒幕が誰かは、大体想像がついてしまうのです。
そこで、当時の私には、あまり魅力のある作品と感じることが出来なかったのでしょう。
しかし、今は、年齢を経るにつれて、「人間ドラマ」の部分に深い関心を持って鑑賞できるようになっており、そうした鑑賞をしていくと、本作品は、極めて優れた作品であると感じることが出来ました。
特に、ラッセル・クロウが演じる、バド・ホワイト刑事、ガイ・ピアースが演じる、エド・エクスリー刑事の二人については、それぞれの個性のぶつかり合いが見事に描写されています。
二人は、正義を重んじるという点では共通しているものの、ホワイト刑事は、どちらかというと、はみ出し者的で、上司の命令にすんなりと従うようなことのないタイプ。
それに対する、エクスリー刑事は、警察学校を首席で卒業し、上司からも好かれるタイプ。
こんな二人ですから、一緒にカフェでの大量殺戮事件を一緒に捜査するようになっても、なかなかウマが合わないのです。
しかし、「正義を重んじる」という共通点が、やがて二人を結びつけていくというその過程が、本作品の見所だと感じています。
ラッセル・クロウも、ガイ・ピアースも本作品が出世作となったことに頷ける作品であったと思います。
【全体評価】
サスペンスよりも、人間ドラマを重点に鑑賞していくと、その素晴らしさが堪能できる作品と感じています。
警察の腐敗が酷すぎる
DV野郎ゼッころマン
やはり名作✨
今夜(2024/10/26)観ました。
数年前に観たきりで内容を忘れたのでしっかりエンジョイできました(笑)
ロサンゼルスを舞台にした犯罪サスペンス映画で、暴力シーンもふんだんに散りばめられていて、好きな人なら否応なしに楽しんでいただけると思います。
ほのかに『グッドフェローズ』の香りがする作品ですが、少し難解で視聴集中力を要します。それだけの価値は充分にあります☝️
白人特権、有色人種の抑圧や支配を垣間見られる胸の悪くなるストーリーで、断続的に怒りが込み上げてきます。が、最後まで観てください(笑)
キャストも文句無し、ラッセル・クロウの役どころも完璧で、クライマックスでは興奮状態で目が釘付けになります(笑)ラスト30分は持っているスマホを置いて作品の世界に没入して下さい👀
少し長いですが、中入りを挟んででも観て欲しいです。
もう30年近く前の映画ですが、本作は全く色褪せていない名作です。是非ご覧下さい!
ドンパチでたくさん死んだなあ
個性のとがった警官たちがドンパチさながら最後は悪玉を倒す。
その悪玉が内部の人間。
今なら、良くありそうなストーリーかも。
その警官たちを若かりしラッセル・クロウ、ケビン・スペイシー、ガイ・ピアースが演じているがどれもはまり役のように映る。
モーテルにおびき出されて絶体絶命の時、エドが「父親のようになりたかった」と言ったとき、バドが「なれるさ。殉職だろ」 と言うシーンがあるがこのごに及んで其れが言える余裕に思わず笑ってしまった。
この映画で唯一、笑ったシーンかも。
ドンパチの結果、うまく収まるがエドは昇進、バドは美人娼婦とアリゾナへ。
なんとも言えない結末だった。
バドは生きてただけ儲けものかも。
1950年代のアメリカもまだ、舗装されていない道路があり、出てくる車のでかさやstyleは当時のアメリカを彷彿とさせる。
その当時でないと描写できない表現もあるのでは。
いずれにしてもあんなに簡単に銃で人を殺せるアメリカ。其れは今も変わってなさそうで、それもどうなん?!
クライム・サスペンスの傑作だ。
一連の事件の裏に潜む闇を暴く犯罪映画であり、人物描写を重視した人間ドラマでもある。真相探しの筋書きと、1人1人のキャラクターを作り分けた脚本が素晴らしく、俳優陣がその期待を上回る演技を見せている。
本作が出世作となったラッセル・クロウとガイ・ピアースは、それぞれ武骨な熱血漢と、上昇志向のエリート刑事を熱演。ケヴィン・スペイシーも、世俗にまみれつつ、いつかどこかで正義を求めていた刑事を好演。
出演者の持つ熱量と、物語自体の密度が重なりあい、見ごたえのある犯罪ドラマに仕上がっている。
長い映画だが、何度でも見れるし、グッと来るものがある。濃厚な雰囲気を醸し出しており、非常に味わい深い、クライム・サスペンスの傑作だ。
黒幕が誰か全然わからなかった。
途中で記者に操られてるなあとは思ったけど、まさかの黒幕。怖すぎ。
ラッセル・クロウの粗暴な刑事。
ケヴィン・スペイシーの気取り屋刑事。
そしてガイ・リッチーのただの真面目じゃない野心家刑事。
皆よかった。
ラスト、真相を封じる引き換えに昇進するのは意外。根性あるなあ。
序盤中盤とつまんねーと思いながら観てたら一転 後半の面白さずば抜け...
すごく評判良かったんだけど
なにかこう物足りないというか。
バンバン撃つだけのイメージだった。
真犯人が誰か別にいることがわかった後、
真犯人を推察しながら見ることになるんだけど、
結構直ぐにこの人しかいないと分かっちゃうのが残念。
伏線回収が見事
1997年の作品。
舞台は1953年のロサンゼルス、軽く時代劇。
美しさの裏側を惜しげもなく描いてくれている作品。
『ローマの休日』を観ているシーンがある。『下妻物語』(2004年邦画)でも『ローマの休日』を観ているシーンがある。時代の象徴としても使えて、映画が好きな人も喜ぶシチュエーションだと思う。
今作はトイレも登場していた。小物やファッションや景観等も その時代のものを揃え、生活水準や慣習も考慮し、インフラに関することまでリアルに再現しているのは見どころ。
美人な娼婦を演じるキム・ベイシンガーが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのラクス・クラインのように存在感があった。
頭脳派の刑事と熱血漢の刑事のコンビが クライマックスを盛り上げてくれて、エンドクレジット中の映像で伏線を回収していて見事であった。
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