L.A.コンフィデンシャルのレビュー・感想・評価
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展開が早く、登場人物が多く、途中までは理解できないところが多かっ...
展開が早く、登場人物が多く、途中までは理解できないところが多かった。とりあえずガイ・ピアースが武勲章を受けたあたりからつかめてきた。序盤の登場人物が活かされてきました。登場人物を覚えておいてよかったぁ~
それにしても、ラッセル・クロウのすぐ切れてしまう暴力的悪徳警官役、はまりまくりです。『ビューティフル・マインド』のイメージが未だつきまとっているので、『グラデュエーター』の役柄も納得できなかったが、この映画で解決した。
社会派サスペンスとして、当時の腐敗した警察・法曹界がうまく風刺されていた。残念なのは、エドとバド二人とも感情移入しにくい人物設定なので自然と評価が下がってしまいますね。ストーリーとしては最高ですが・・・
それぞれの正義が1つになった時
主人公3人それぞれの際立った性格とそこから生まれる正義が見事に絡み合い、事件解決に向かっていく様が緻密に描かれていて物語に深みをもたらしていた。
犯人自体はなんとなく序盤で分かるのだが、犯人にたどり着くまでの過程が3人それぞれの正義の視点から描かれていてそこが非常に見応えがあった。
物語の最後、主人公は犯人を逃さないために自分の刑事としてのあり方を変える。苦しくもそれは犯人が主人公に刑事になるにあたって求めていたものであった。しかし、そうしなければ自分の掲げる真の正義そのものが危ぶまれると思ったのであろう。そして、彼は自分の掲げる真の正義を実現するため出世を目指す。
ラッセル良かった!男臭い作品。
ストーリーもキャスティングも良かった。
特に3人の刑事が良い!
ケビン・スペイシーの一癖ある刑事に融通が利かず青臭いガイ・ピアース。そしてラッセル・クロウ!不器用で自分の正義を貫く、こういった役がよく似合う。
とても好きな作品!!
この映画の全てが最高!
思い出しレビュー15本目。
『L.A.コンフィデンシャル』
今でも好きな洋画は?…と問われると、必ず5本指に入る。
本当に好きな作品なので、レビューは敢えて書かないようにしてきたが、この際思い切って書いてみようと思う。
そこで困った。一体どう書こう…?
散々悩んだ結果、いつもみたいにダラダラ無駄な長文にするより、簡潔に書こうと思った。
本当に好きなものこそ、感想はシンプルになる。
1950年代、LA、ハードボイルド…このムードが堪らなく渋く、カッコいい。この国、この時代を全く知らないのに、何なんだろう、こんなにワクワクさせるのは。
熱血漢、野心家、策略家、3人の刑事。妖艶な一人の女。本作が出世作となったラッセル・クロウのタフな漢っぷりに惚れる。
背後に警察の腐敗絡む殺人事件。なかなか複雑ではあるが、スリリングでじっくりタイプで、何度も見ていく内に面白味が増していく。謎の人物“ロロ・トマシ”にニヤリ。
全てのシーンが好きだが、特にと言ったら、序盤。刑事たちが留置所に押し寄せ、容疑者たちと殴り合いに発展する。始まって早々、ゾクゾクと興奮した。
ジェリー・ゴールドスミスのドラマチックな音楽。カーティス・ハンソンの演出も素晴らしい。
事件は解決した。一方は出世を手に入れ、一方は女を手に入れ…。
この映画の全て、
やはり最高だ!
なーるほど
『L.A.コンフィデンシャル』というこの題名、内容は全然知らない頃からなぜだかずっと知っていて、知っていつつも本当に関心は向けないという状態でスルーしてきたのですが、あるレビュアーの方のコメントを読ませてもらって、ふっとこの映画が妙にくっきり自分の中に浮き上がってきて、ようやく観ることに相成りました。「そう言えば、そういう映画、あるな・・・」とね。
こんだけ有名なのに、私的にはまったく事前情報なし、というある意味、幸せな状態で鑑賞できたのはラッキーでしたね。映画のビックリをしっかりと堪能できました。
私としては、脚本のブライアン・ヘルゲランドがうまいのかなぁ、というところを感じましたですね。なんというか、演出とかはそんなにうまくなかったのでは、という感じがあって、やっぱりこの映画の面白さは脚本の上手さなのかなぁ、と。
そう思って、ブライアン・ヘルゲランドの過去作を見てみると、『ブラッド・ワーク』や『ミスティック・リバー』とかのイーストウッド作品もあるし、『サブウェイ123 激突』なんていうトニー・スコット作品もある。あ、最近見た『ソルト』もブライアン・ヘルゲランドなんだなぁ、と。
こうやって脚本家に注目したくなる作品というのも、私としては嬉しい映画体験でしたね。
みんなわけぇ
50年代ロサンゼルス。暗黒社会の大ボスが倒れたことにより勃発した一連の殺人事件とそれを追う三者三様の刑事たちを描いたサスペンス。
まずはみんな若い!
ケビンスペイシー、ガイピアース、キムベイシンガーにラッセルクロウと豪華俳優陣。20年近く前の作品とためみんな若いのは当然だがそれにしても若い!
そしてこの時点でラッセルクロウが大分渋い!そしてあまり変わらないケビンスペイシー!美しさ際立つキムベイシンガー!エリートガイピアース!
ストーリー的には登場人物が多くなかなか難解。しかしそれを補って余りある3人の刑事たちの魅力。エリートのエド、問題児のバド、飄々としながらも勘の鋭いジャックらが主にチームワークなどは発揮せず笑、個々の鋭い感性で事件を読み取っていく。
そこに絡んでくる美女の娼婦リン。エドとバドと関係を持ち、そこから崩れていく互いの関係(元から悪かったが笑)。クライマックスで殴り合いしてからの同盟関係の感じなかなか好き。
ジャックはやられずにピンチに駆けつける的な感じにしてほしかったなぁ。
また観たくなるタイプの作品。あとメインビジュアルカッコ良いよねこの作品。
一回見ただけでは理解できないかも。
ラッセルクロウ、ケヴィンスペイシー等、名俳優が一同に名を連ねた名作。
とはいうものの、登場人物が多いためストーリー理解がし辛い。おそらく英語を母語とする人々であればスッと入ってくるのだろうが、日本人には一つは一つの名前に馴染みがないため理解に苦闘する。
個人的には、
この映画を見たあとビューティフルマインドを見てラッセルクロウの演技力に脱帽してほしい。
残念ながら自分には合わず、、、
なかなかの名作であり評価が高いらしいこの作品だが、残念ながら自分には合わなかった。確かにストーリーは面白いし豪華キャストである。正直、この作品の見所はレトロなサスペンスや昔ながらの刑事たちの渋さなどあると思われる。後少し思うのが人の名前が多すぎて少しついて行けなくなる。評価が高い割には退屈だった気がする。サスペンスと娯楽の間くらいで中途半端とも言えるかもしれない。むしろサスペンスというより人間ドラマ?みたいな感じだと思う正直自分には何がいいのかさっぱり。たくさんの映画を見てるならこういう作品にも出会うから仕方がない。ただ特別悪いというわけではなく評価が高いわりには...という感じだ。3
ロロ・トマシ
劇場ではるか以前に見て、数年前にDVDが発売されたことを知り購入。
あー、これこれ、とスッキリ気分良く鑑賞。今思うと皆大物になり、凄い作品だったんだなーと感動しました。低予算作品とはいえストーリーと人間関係がものすごく緻密で当時も大感動しました。名作です。
フィルム・ノワールの極め付けの傑作。
最高のシナリオ、最高の演出、最高の役者による演技…三拍子揃った極め付けの傑作。何度観てもゾクゾクするような感覚を呼び起こさせてくれます。そう簡単に共感できないようなクセのあるキャラクター達が絡み合い、映画史上最高と言って良いレベルの観ごたえを提供してくれます。決して多くの作品を演出してはいないが、傑出した監督として記憶されるカーティス・ハンソンによる奇跡的な名作。これを観ずに映画を語ってはいけないのではないか…そう思わせてくれるような作品です。時代を超えて語り継がれていくでしょう。
文句無し
緻密に計算された伏線が圧倒的な魅力でスピード感溢れる展開でひきつけられます
ストーリーの面白さ
先が見えずテンポも良く面白いです
ただ一回観てもたぶん全部わかりません
これは完成度が非常に高いためです
confidential な 人たち
ラッセル・クロウにケヴィン・スペイシー…
どっちも大好きです。
それにガイ・ピアース… メメントで初めて見て、(ブラピもどきみたいとか思っちゃったのですが)この映画でもはまり役。しかもこれがハリウッドデビュー作だったんですね!
ストーリーも細部まで練られているし深読みしがいがあったりして良かったのですが、
私がこの映画で一番良かったと思うのは 俳優たちの表情ですね!!!
展開が読めない作風の中で、彼らの表情がひとつの鍵でしたしまた、とても感情移入しやすかったです。
個性的な登場人物と複雑な物語を上手に融合した映画
総合:85点
ストーリー: 85
キャスト: 85
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 65
刑事物といえば、犯罪に対して敢然と立ち向かう刑事が数々の困難を乗り越え命をかけて派手な活劇を展開する。それが昔のハリウッドの定番。しかしこの映画はちょっと違う。
登場人物はそれぞれが個性的で面白い。例えばガイ・ピアース演じるエド・エクスリー警部は、自分の信じる正義を実行するためには組織内の政治的配慮が必要だったりするのを理解し、譲るところは譲り真実を捻じ曲げて話を作り替えることも厭わない。何にでも正義を振りかざして力ずくで正面突破をはかるわけでなく、双方に都合のよくなる結末を描いて組織を利用する策謀家である。エリートで奇麗事ばかりを並べ立てる青臭い刑事や、事件にやむを得ず巻き込まれただけの被害者的な正義漢の刑事といった従来のハリウッドらしい警察官とは一味違う。
だから物語のほうも犯罪の全容を明らかにしてそれと対決すれば終わりとはならない。また犯罪を追うだけでなく、誰が味方となりうるのか利用できるのか複雑な人間関係や利害関係を把握していく過程もよい。
その意味では比較的はっきりした善悪・物語・登場人物が多いハリウッド刑事ものと違い、細やかな設定がよく練られているなと思う。
人死にすぎだけど面白い(’▽’)
皆人をバンバン殺しすぎよ、本当に・・・ちょっと引いちゃったけど、でも面白かったなぁ~
ケヴィンスペイシーの刑事がすぐに死んじゃったのは本当に残念。良い人だからもっと見たかった。
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