競馬虎の巻

解説

「ニューヨーク・ハリウッド」「乱暴選手」のエディ・クィランが主演する映画で、ジェリー・チョドロフとバート・グラネットの原作をゴードン・リグビーとジョセフ・フィールズが協力脚色し、「洞窟の女王」を共同監督したアーヴィング・ピチェルが監督に当たり「嵐の戦捷旗」のアーネスト・ミラーが撮影した。助演者は「玩具の国」のシャーロット・ヘンリー、「宝島(1934)」のチャールズ・チック・セール、「平原児」のジョン・ミルジャン「愛の花篭」のマージョーリー・ゲイストン等。

1936年製作/アメリカ
原題または英題:The Gentlman from Louisiana

ストーリー

新進競馬騎手トッド・メースンは合理的な新騎乗法を創案したが、見慣れない乗馬法であったため、他の騎手連中の嘲笑の的になっていた。コスティガン夫人の厩舎主催のレースに調馬師デヴリンの馬を以てメースンは見事な勝利を得たので一躍競馬界の寵児となる。コスティガン夫人はトッドとデヴリンのコンビで至る所に大勝利を占めた。その内トッドは夫人の令嬢リンダと恋に落ちたがリンダには許婚バルティモアがある。彼は貴族で大の馬道楽として知られていた。ある日トッドは彼から夫人が牧場のため大金を必要としていると話されたので、その金を得るため英国のダービーにはレランドの所有する馬に乗ることとして報酬二万五千ドルを前借りしてこれをバルティモアに渡したが、これは嫉妬したバルティモアの姦策だったのである。ダービーではかつて鞭を当てられたことのないリンダの持馬「ラッキイ・リンダ」が競争中、心なき騎手に鞭打たれているのを見てこれを止んとして落馬し、檜舞台に敗北した上、騎乗停止の処分さえ受けバルティモアも不正が判って処分された。その後トッドのいない夫人の厩舎は困って名馬「ラッキイ・リンダ」もついに競売されると聞いて、トッドはダイヤモンド・ジムに頼みそれを買い取り、件名に調教の結果、昔にも優る成績を挙げサラトガの賞金附大競馬に出場、立派に優勝に同時にリンダとの恋にも勝った。

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