警官車十七号

解説

「爆弾ジョーンズ」と同じくランバート・ヒルヤーが原作脚色監督した映画で、西部劇俳優だったティム・マッコイが主演する。相手役は「ポーリンの冒険」のエヴァリン・ナップで、ハロルド・ヒューバー、ウォーリス・クラーク、ワード・ボンド等が助演している。

1933年製作/アメリカ
原題:Police Car 17

ストーリー

ティム・コンロンは、同僚オニールと共に警官車17号を駆って町町を疾走警備する警官で、警部リーガンの娘で小学教員をしているヘレンとは特に親しい間柄であった。ある夜ティムが常から疑いの眼を以て見ていたジョニーが、ヘレンを誘って仮装舞踏会に出かけて行った。その舞踏会の最中に、下町の貴金属商に強盗が闖入した。このことが即刻ラジオで放送されたのでティムは現場へ急行する。犯人は既に逃走後であったが、ティムはそこで消防手の征服のボタンを1個拾った。彼は時を移さず舞踏会場に乗り込み、消防手に仮装した男を探しその服を見ると、ボタンが1個失われている。消防手の仮装していたのは果してジョニーであった。その後のとこ、警部リーガンが足の傷を治療のため病院車に乗せられてヘレンと共に病院へ出掛けたが、その自動車は実は強盗団の頭目スタンディッシュが差しまわしたもので、リーガン親娘はまんまと誘拐されたのだ。急を聞いた警官車17号は活躍し、追走争闘の後遂にスタンディッシュを捕まえリーガン親娘を救い出すことができた。

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