「THE EIGHTH WONDER OF THE WORLD. イマジネーションの創成期」キング・コング(1933) アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
THE EIGHTH WONDER OF THE WORLD. イマジネーションの創成期
クリックして本文を読む
2021年公開予定の「ゴジラvsコング」に向けてオリジナルをAmazonプライムで観賞してみました。
これが作られたのが1933年ってのがスゴい‼️1933年を調べてみるとヒットラーがドイツの首相に就任とか日本が国際連盟を脱退とか歴史の教科書に乗っているような事柄が出てくるぐらいに古い作品です。当時の人はビックリしただろうなぁ。
意外とコングがよく動くんですよね。そして恐竜が出てきて戦ったりするのに驚きました。デカいゴリラと恐竜と戦わせたら面白いだろうなっと考えるのは今も昔も変わらない発想ですね。技術は上がっても根っこは同じと思えます。
恐竜もステゴザウルスからアパトサウルス(草食なのに人間食べてた?)、ティラノサウルスと出ときますし、手足の付いた大蛇のような生き物は完全にオリジナルですね。うん、よくできてる。公開当時映画会社に「あんな生き物が本当にいるのか?」っと問い合わせが相次いだみたいですし、未開の孤島には巨大生物や恐竜がまだいると信じる事のできたいい時代ですね。
それにしてもコングさんって勝手に人類の味方イメージがあったのですが、結構暴れまくってましたね!村を破壊しまくってましたし、人を噛み殺してましたし。アンとの心の交流みたいなのもあるのかと思っていたら全くなかった‼️アンは最後までビビりまくってました。そりゃ、あんなデカいコングさんに襲われたら普通ビビるよな。
何はともあれストップモーションを用いて大きな動物が暴れまわる映画の元祖として歴史的な価値がある作品だと思います。
コメントする