君が名呼べば

解説

ハートリー・マナース原作の舞台劇「わが心のペッグ」を、舞台におけるスターであったローレット・テイラーが映画においても主演して作ったもので、脚色はメアリー・オハラ、監督は「彫刻家の妻」「涙の船唄」等と同じくキング・ヴィダーである。テイラーの対手は、「深夜の女賊」「或る愚者有りき」等出演のマーロン・ハミルトン、その他ラッセル・シンプソン、エセル・グレイ・テリー、ナイジェル・バリー等も共演する。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Peg O' My Heart

ストーリー

アイルランドのオコンネル家の息子ジムはイギリスのキングスウォース家の娘と結婚したが、娘の家ではこれに大反対で、彼女の重病を知っても見舞いにも来なかった。しかし彼女の兄であるキングスウォース家の当主が病床に伏して重い病に苦しんだ時、彼はかつて妹に冷淡にした事が悔やまれ、遺言状に妹の娘ペッグを引き取って充分の教育をするように書いて死んだ。そのためペッグは父のもとから親類であるチチェスター家へ引き取られることになったが、天性無邪気な彼女は虚栄と虚礼に慣らされたこの家の人々に気に入られようはずがない。散々に虐められた末に、遺言の執行人であるジェリー卿と恋に落ち、結局彼の妻として幸福な生活に入る。

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