学生怪死事件

解説

「彼女は僕を愛さない」「ソプラノ奥様」のエリオット・ニュージェントが監督に当たった映画で、「合点!!承知!!」のアーリン・ジャッジ、「過去から来た男」のケント・テイラー、「無電非常線」のウィリアム・フローリー、英国から来た新人ウェンディー・バリー、舞台からきたベニー・ベイカー、「彼女は僕を愛さない」のエドワード・ヌージェント等が共演するもの。原作はビューラ・マリー・ディックスとバートラム・ミルハウザーが書き卸し、フランク・パートス、チャールズ・ブラケット、マーゲリット・ロバーツが共同脚色した。撮影は「生命の雑踏」のテオドル・スパークールの担任。

1935年製作/アメリカ
原題または英題:College Scandal

ストーリー

ルトゲイト大学に怪事件が相継いで起こった。大学新聞の編集長ダン・コートリッジが編集室で自殺した。同じ日に主席化学教授フレネルの夫人が自動車事件で足の自由を失った。相次いで、ダンの親友のポールが絞殺された。またダンやポールの親友のジェイクもフレネル家で危うく絞殺されるところだった。化学教授セスの妹で女学生のサリイはフレネル家に嫌疑をかけた。フレネル教授はポールが殺されたときも、ジェイクが殺されかけたときも散歩だと称して夜遅く事件後に帰ってきた。又フレネル家には気狂いの召使いがいた。フレネル教授の娘ジュリイもダンがダンが自殺した直前に逢っているし、ポールが殺されたときもジェイクが殺されかけたときも現場におらず、常にそわそわしていた。ある日、サリイは探偵する事をを辞めろという脅迫状を受け取った。この脅迫状の文字とダンが毒殺された証拠となった封筒の文字が共にフレネル家の屋根裏にあった古いタイプライターの文字である事がわかり、サリイはジュリイを怪しいと考えた。ジュリイはサリイの兄セスと恋仲であるにも拘らず、ジェイクと親しくし、ついに山小屋で結婚した。ジェイクを恋していたサリイはジュリイの行動を益々怪しんだ。一方セスとマグーン刑事はジェイクとダンとポールが中学時代の3人組の親友だと思っていたのに、ジェイクの口から、ディックを加えた4人組だった琴を知り、しかもディックが心臓マヒで死んだ事が判ったので、鋭く追求していった。犯人は果たして誰か?

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