輝く公爵

解説

ミステリー・ドラマの作者として有名な英国の文豪E・フィリップス・オッペンハイム氏の原作を「恩に感じて」「桜の光」その他と同じくウィリアム・ウォーシントン氏が監督した早川雪洲氏主演映画で、対手役は近頃売り出しのメーベル・ボーリン嬢である。悪役はバートラム・グラスビー氏。「高級な劇で観客に完全なる満足を与えるであろう」とニュース誌は言っている。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:The Illustrious Prince

ストーリー

ロンドンの貴族社会に日本のマイヨ公爵が現われた。公爵の使命は20年前彼の父を殺し、彼の家名を傷つけた悪人に復讐することである。ド・ラ・マー伯爵は公爵の親友デヴェナム公の夫人に言い寄っていた。これをマイヨ公爵は監視していた。一夜伯爵の死体が発見され嫌疑者として公爵及びデヴェナム公が睨まれたが、第三者なる秘密の男のあることが程なく判る。公爵は米国の美人ペネロープ・モースを恋していた。彼女も公爵を憎からず思っていたのであるが、越え難き人種の距離が2人の仲を妨げていた。劇の解決はどうなるか?興味深いクライマックスが展開される。

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