海賊大将

劇場公開日:

解説

リチャード・ヒューズの名作「ジャマイカの烈風」を「サミー南へ行く」のデニス・キャノン、ロナルド・ハーウッド、スタンリー・マンらが共同で脚色、「成功の甘き香り」のアレクサンダー・マッケンドリックが監督した海洋アクション。撮影は「バタシの鬼軍曹」のダグラス・スローカム、音楽はラリー・アドリーが担当した。出演は「その男ゾルバ」のアンソニー・クイン、「卑怯者の勲章」のジェームズ・コバーン、「素晴らしきヒコーキ野郎」のゲルト・フレーベ、「その男ゾルバ」のリラ・ケドロワ(64) 年度アカデミー賞助演女優賞」、「ロード・ジム」のビビアン・ベンチュラほか。製作はジョン・クロイドン。

1965年製作/アメリカ
原題または英題:A High Wind in Jamaica
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1965年10月20日

ストーリー

1860年代、ジャマイカ周辺を大暴風が襲い、多くの犠牲者を出した。それ以来、島民の恐怖は立ち去らず不吉な迷信が広がった。ここに住む英人ソーントン家では、子供たち、ジョン、エミリー、エドワード、レーチェル、ローラら5人を迷信から避けさせるため、英国で教育をうけさせようとした。子供らはロンドン行きの船にのった。数ヵ月後、船は海賊に襲われた。頭目シャベツ(アンソニー・クイン)、その一の子分ザック(ジェームズ・コバーン)は船長が隠していた金塊を奪った。その後船長は子供を船に残したまま逃げてキューバに上陸、そこの役人に彼の船が海賊に襲われ、子供たちは殺されたと話した。その噂は、海賊たちが本拠にしているローザ(リラ・ケドロワ)の経営する酒場にもひろがり、立ち寄った海賊たちは早々にひきあげねばならなかった。彼らが再び海にでると、カツギヤの海賊たちは縁起をかついで、子供たちを邪魔にしはじめた。子供たちも荒んでいった。ある日、エミリーが脚を負傷し、発熱をともなって重態になった。シャベツは必死で看病したが、そのことで、海賊たちはオランダ船を襲い、船長をエミリーの寝ている寝室にシャベツともども放りこんだ。やがて船長はシャベツの寝ているのを見届けてこっそり手にいれたナイフで自分の縄を切るよう、エミリーに命じた。彼女はおびえきっており、そのこわさから、誤って船長を殺した。その後数カ月たち、捕まった海賊たちの裁判がロンドンで開かれた。証人に呼ばれたエミリーは尋問に耐えきれず、海賊たちが船長を殺したと証言、ために海賊たちは処刑されることになった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く