怖えし少女

解説

ゴールドウィン会社に永くいたメイ・マーシュ嬢が赤ちゃんを生むために映画界を退いたのは大分以前のことであった。その嬢がロバートスン・コール社に入って製作した第1回作品がこれである。原作はマージョリー・ベントン・クック女史の小説「森に住める少女」である。マーシュ嬢の対手としてはチャールズ・メレディス氏、ハーバート・プライアー氏、キャスリーン・カーカム嬢、タリー・マーシャル氏等の有名な人々が出演している。ニュース誌は「理想的な映画劇」と激賞している。監督はジョン・アドルフィ氏。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:The Little 'Fraid Lady

ストーリー

都の生活に幻滅を感じたセシリア・カーンは美しい湖の辺りの丸太小屋にオーマーというブルドッグを対手として独り平和に暮らしていた。そこへ都から多勢の人々が来て、彼女の静寂を妨げるのでセシリアは深く憤った。傷ついた心を隠すため、彼女は殊更に隣人に対して戦いを挑んでいた。彼女がこうした性質になった原因は何? 彼女を幸福に導くは誰?

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