踊子サリー

解説

原作はガイ・ボルトン氏作のミュージカル・コメディーでニューヨークでジーグフェルドが長期興行をなして当てたものである。ジューン・メイシス女史が脚色したものを「小公子」「滑稽ホリウッド」等と同じくアルフレッド・E・グリーン氏が監督した。主役は「愛の救援列車」「青春に浴して」等出演のコリーン・ムーア嬢で「ロスト・ワールド」及び「嫉妬の創痕」等出演のロイド・ヒューズ氏が相手役を演じ、ジーグフェルド一座で大当たりを取ったレオン・エロール氏が同じく公爵の役を演じ、その他エヴァ・ノヴァク嬢、マートル・テッドマン嬢等が助演。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:Sally

ストーリー

育児院の炊事場で働いて育ったサリーは院の後援者貴婦人の甥ブレア・ファーカーと知り合ってロマンスを味わった。落ちぶれた舞姫の家に寄食することになってから家計の一助にもとサリーは舞姫になろうとしたが雇い手がないので小さなカフェの皿洗いとなった。給仕として働いているロシアのチェカーゴヴィニア公爵とサリーは親友になった。そして再びブレアと邂ごうし、やがてカフェーの余興場で踊ることになった。俳優周旋業のフーバーはそれを見てブレアの義父や叔母の宴会で替玉になって踊る事を頼まれて大成功を博したが、カフェーの主人が替玉である事を暴露した。サリーは憤りと恥じとでまた落ちぶれ舞姫の許へ帰った。フーバーはサリーを探しに来てジーグフェルドが彼女に契約する旨を伝えた。ブロードウエイ出演は大成功を収めた。ブレアとサリー、ブレアと叔母と公爵、の二組みの結婚式が挙げられたのはそれから間もなくのことであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く