乙女の楽園

解説

パール・ホワイト嬢のフォックス社に於ける特作品の1で、ハイラム・パーシー・マキシム氏の原作を、J・サール・ドウリー氏が監督したもの。相手役はロバート・エリオット氏とJ・ソーントン・バストン氏である。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:A Virgin Paradise

ストーリー

南海の文明を離れた土地にグラティア・レイサムという白人の娘は、猛獣や原住民に混じって暮らしていた。宣教師である彼女の両親は火山が爆発した時原住民達に殺されてしまったのであった。米国に在るグラティアの親類達は、財産相続の為に彼女の死を確かめるべく、捜索隊を組織して此の南海に来る。バーナード・ホルトと言う彼女の従兄は財産を獲る為にグラディアを強いて妻にしようとしたが、船員ボッブとスリムは彼女を助け、3人は陸へ泳ぎ着いて逃れる。ホルトが再び彼女に迫った時、グラティアは猛烈な格闘をして、相続すべき家を焼き払った末、快男子ボッブと結婚する。

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