「ゼンマイ仕掛けのティックトックが好き」オズ どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
ゼンマイ仕掛けのティックトックが好き
オズの世界から戻って来たドロシー(ファルーザ・バーク)の物語。小さい人向けのホラー映画といった感じで、まあ 怖い。
「怪しい電気治療」寸前のところで ドロシーは、オズマ姫に救われ、オズの世界に再び行くのだった。今回 同行するのはトトではなく、雌鶏のビリーナ。壊れた黄色いレンガの道をたどってエメラルド・シティに着くと そこは廃墟になっており、車輪人間の“ホイーラーズ”が沢山いた。
仲間になるキャラクター達のデザインが素晴らしいと思った。ゼンマイ仕掛けの “ティックトック”...彼のセリフは知的で面白い。ノッポの “ジャック・ザ・パンプキンヘッド”...天然っぷりが愛せる。鹿の首の剥製の“ガンプ”...冷静に考えると怖い存在だけど、ビジュアルが個性的で印象に残る。
頻繁に登場する 石や岩の形が変化する時の映像は 見ごたえがある。
ドロシーの部屋の鏡が、エメラルドシティーの王宮に繋がっているというのは夢があって好き。
コメントする