黄金の腕のレビュー・感想・評価
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ヤクに再び手を染めない映画へ
キム・ノヴァクの映画を見たくて視聴。ヤク中毒で刑務所に入っていた主人公が、元の悪の取り巻きや妻に、元通り、賭博のディラーに戻れと説得され、思いが通じている恋人の協力でドラマーになろうとするが、再びヤクに手を染めるも、何とか立ち直ろうとする話。 ヤクの禁断症状は、地獄の苦しみとは言うが、個人的には、恋人の協力で未来に希望を持ちながら、ヤクに再び手を出してしまった主人公に共感できず。中毒者がヤクに再び手を出さないような教育的な映画にするためには、我慢して、ドラマーになって、ハッピーエンドにした方がよかったのではと思ったので、☆2つ。キム・ノヴァクファンだから、余計そう感じてしまった。
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ゾシュ
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シナトラが 彼本来とは違う様な(?) デリケートで
複雑な男を 演じている
その腕前と 住み慣れた町(それなりの人間関係)と
妻が、彼をジャンキーにする
シナトラの俳優としての存在感
しかし、それ以上に
ゾシュ(エリノア・パーカー) 強烈!
事故で 病んだのか、それ以前から こんなだったのか よくわからない妻を演じている
怖い
パーカー、プロの俳優としての 凄みを見せつける
(これも ある意味、シナトラのアカデミー賞を吹き飛ばしたのか?)
賭博の元締や ヤクの売人も、タッグを組んで フランキー(シナトラ)を がんじがらめにする
まさに アリ地獄
総てを バッサリ捨てないと、抜け出せないことを 映画は教えてくれる
ソール・バスの タイトルも、バーンスタインのスコア(あの名曲)に ピッタリ!
トランプのカードか、フランキーが捌くカードの軌跡のようでもある
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