英雄街道

解説

「荒野の巨人」「強行肉弾隊」と同じくチャールズ・スターレット主演映画で、ジェームス・P・ホーガンのストーリーをフランセス・ガイハンが脚色し、新人フォルマー・ブラクステッドが監督に当たり、「暁の総攻撃」のベンジャミン・H・クラインが撮影したもの。相手は「空のギャング」のロサリンド・キースが演じ、「オペラは踊る」のエドワード・キーン、「札つき女」のベン・ウェルデン、「ミイラの殺人」のアーサー・ストーン、アル・ブリジス等が助演している。

1937年製作/アメリカ
原題または英題:Westbound Mail

ストーリー

ガン・バーロウは金鉱の出る牧場を買い取ったが、当て違いで有望鉱脈は街の郵便局を経営する女局長マリオン・ソーンダースの所有地であることがわかった。バーロウは威勢を笠に彼女の所有地を買い取ろうとしたが、応じない。そこで彼は配下のブル、スリム等の悪党をして、駅馬車を襲撃させ、郵便局経営を困難ならしめようと計った。馭者アンディが一味に襲われ重傷を負ったとき、とおり合わせたスキナーと称する男が救助して郵便物を無事に届けた。その縁でスキナーは代理馭者となったが、彼こそ州政府の名探偵ジム・ブラッドリーだった。とは知らぬバーロウは彼の度胸に惚れて彼を配下にしたので、ジムは証拠を握り、一味をことごとく捕縛してしまいマリオンと幸福な生涯に入った。

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