嬉し泣き

劇場公開日:

解説

ジョージ・キャンベルの小説をジョージ・マーシャル監督が映画化した喜劇。脚色はアーヴィング・ブレッチャー。撮影担当はバーネット・ガフィ。音楽担当はジョージ・ダニング。出演するのはグレン・フォード、ナンシー梅木ら。

1961年製作/アメリカ
原題または英題:Cry for Happy
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1961年10月24日

ストーリー

アンディ(グレン・フォード)は横須賀の米軍基地の報道カメラマンだが、マレイ(ドナルド・オコンナー)とランク、二世のスズキは部下として配属になった。カメラ班の本部は銀行の地下室で、ひどく居心地がわるい。そこへ、エンドウという独立映画のプロデューサーがとびこんできて、近く着手する超大作必要な撮影機材を借りたいという。マレイの発案で、寝ぐらを探してくれるならという条件でカメラとレンズを貸す話がまとまった。ある日、朝鮮戦線視察新聞記者団のインタビューで、アンディは大失言をやった。「祖国の人々だけでなく、我々は孤児院の子供たちのためにも、こうして戦っているのです」といったのである。折も折、エンドウが彼の従妹の家が空いているからと、アンディたちを柳枝荘へ案内した。ところが4人の女が入浴しているではないか。実はゲイシャ・ハウスで、従妹のチヨコらが予定より早く遠出から帰ったというわけだ。他の3人はハルエ、ハナキチ、コユキといい、チヨコの抱奴である。エンドウに拝みたおされたチヨコは、アンディたちの同居を許した。さて、孤児院の話が大きくなり、司令官が夫人ともども視察すると言い出したのである。アンディたちも大あわて。だが、チヨコたちの機転で柳枝荘はたちまち孤児院に早変り、司令官は満足して帰って行った。やがて本国から巨額の寄付金が送られ、柳枝荘は正真正銘の孤児院に生まれ変わった。マレイとハルエ、スズキとハナキチが結ばれた。

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