アラモの砦

劇場公開日:

解説

「海の男」や「頭上の敵機」の原作者、サイ・バートレットの原作に基づき「黒い街」のウォーレン・ダフが脚色、「暗黒街脱出」のフランク・ロイドが監督、「野性地帯」のジャック・マータが撮影、「愛欲と戦場」のマックス・スタイナーが音楽を担当した。主な出演者は「レイテ沖海空戦 永遠の海原」のスターリング・ヘイドン、「楽しき我が家」のアンナ・マリア・アルバゲッティ、「地獄への退却」のリチャード・カールソン、「追われる男」のアーネスト・ボーグナイン、「フランス航路」のアーサー・ハニカットなど。トルウカラー色彩による1955年作品。

1955年製作/アメリカ
原題または英題:The Last Command
劇場公開日:1955年10月4日

ストーリー

1835年、当時メキシコの州であったテキサスには独立運動の気運が盛んであった。決闘家として知られているジェームズ・ボウィー(スターリング・ヘイドン)はルイジアナからメキシコのマングローヴァの自宅に帰る途中、テキサスの町アナユアックで独立運動を行ったかどで逮捕されているトラヴィス(リチャード・カールソン)を救う。ボウィーは当時のメキシコ大統領サンタ・アンナ将軍と親交のある間柄なので、アナユアックの司令官も彼の願いをきき入れたのだった。ボウィーはそこで、土地の名望家の娘コンスエラ(アンナ・マリア・アルバゲッティ)と知り合う。コンスエラはボウィーに愛を告白するが、すでに妻子のあるボウィーはそれを拒む。だが彼がマングローヴァに帰ると、疫病で妻子はすでに死んでいた。茫然としたボウィーは、更に大統領サンタ・アンナがテキサスの要求を少しも認めないのを知ると、生命を賭してもテキサス独立の為に戦う決心を固め、家を焼いてテキサスへ向かう。途中で、すでに独立軍が蜂起し、トラヴィスの一隊がサン・アントニオのメキシコ守備隊を奇襲し、近郊の要衝アラモの砦を奪ったことを知る。アラモの砦に入ったボウィーはコンスエラに会い、もし戦に生き残ったら結婚をしようと約束する。やがて砦は、独立軍の武力鎮圧を決意したサンタ・アンナ率いる4千の大軍に囲まれた。百数十名の少数の上に武器弾薬の少ない守備隊は13日間にわたる死闘の後、遂に全滅する。守備隊の急を聞いて南下するテキサス独立運動の指揮者サム・ヒューストン将軍の営所に、アラモの砦を逃れた女子供の乗った馬車が到着。中にはコンスエラの悲嘆にくれる姿があった。

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