暁の暴動

劇場公開日:

解説

「荒原の王者」のR・G・スプリングスティーン監督による集団脱獄を描くアクション・ドラマ。ダニエル・ハイアットとユージン・ルーリーが共作で脚本を書き、撮影はウィリアム・マーギュリース。主演するのは「ベルリン特急」のジーン・エヴァンス、新人ロバート・ブレーク、「現金に体を張れ」のティモシー・ケイリー、ジョン・クェーレン、サム・エドワーズ、ジョン・デニス、ウォルター・バーンズ、フランク・リチャーズ、エミール・メイヤー、アーリン・ハンター等。製作デヴィッド・ダイアモンド。黒白・スタンダードサイズ。1958年作品。

1958年製作/アメリカ
原題または英題:Big House
配給:映配
劇場公開日:1959年3月18日

ストーリー

強盗、殺人の悪事を重ねたギャングの親分ルー・ギャノン(ジーン・エヴァンス)は、ついに逮捕され、20年の刑に処せられた。彼は直ちに脱獄計画をたて、バクシー(ティモシー・ケイリー)らの囚人が参加した。ルーは外部から機関銃を持ち込ませる手配をした。ある日、ルーの独房にルディ(ロバート・ブレーク)という若者が入って来た。彼は仲間の罠にかかり、無実の罪により5年の判決をうけた。裟婆には美しい恋人がいて、1日も早く仮釈放になるために努力した。ところがルーは、なんとかしてエディを仲間に引き込もうとした。機関銃の部品が、石けんの中に仕込まれて、ルーのもとに集まって来た。石けんを倉庫から運ぶ役のアルが、危険を察知し、仲間から抜けさせてくれといって来た。ルーは殺し屋バクシーに命じて、彼を刺殺した。看守長のスターキーはアル殺しの犯人探しに懸命で、何かにつけ反抗的なエディに目をつけた。ルーはエディのポケットにナイフを隠し、スターキーは彼を犯人とみて拷問にかけた。独房から帰ったエディは、くやしさのあまりルーの仲間に入った。機関銃は銃身を残すだけになった。これが看守にみつかり、スターキーの一隊が倉庫を一斉検査した。が、ルーの機転で銃身はみつからなかった。ルディが係りをしている所長の車を利用して、機関銃は組み立られた。脱獄計画を実行に移す時が来た。気配を察知した所長も、警備に万全を期した。午前6時、独房看守を人質にし、全房の囚人は暴動化した。スターキーを閉じこめ、バクシーは正面入口にダイナマイトを仕かけた。混乱の中で、エディは仲間を裏切り1人塀を乗り越えようとしているルーをみつけた。ルーはエディを誘ったが、彼の本心を知ったエディは拒んだ。エディはルーの投げたナイフで重傷を負った。バクシーも門外に出たところを、待ちかまえた看守に射殺された。ルーは外に待っていた車で逃走した。がニューヨークの地下鉄入口で、警官に射殺された。

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