愛馬トリッガー

劇場公開日:

解説

「進め幌馬車」と同じくロイ・ロジャース、デール・エヴァンズの夫妻が主演し、フランク・マクドナルドが監督に当った1946年製作の西部劇。「ターザンの黄金」のポール・ガンジェリンのオリジナル・ストーリーを、ジョン・K・バトラー(テキサス警備隊の原作)とジャック・タウンリーが共同脚色し、「拳銃の嵐」のウィリアム・ブラッドフォードが撮影を、「テキサス警備隊」のモートン・スコットが音楽監督を担当した。助演はロジャース映画常連のジョージ・《ギャビイ》・ヘイズ、ボブ・ノーランとサンズ・オブ・パイオニアズ、それにロジャースの愛馬トリッガーの他、「テキサス警備隊」のジャック・ホルト、ルロイ・メイスンらで、製作はアーマンド・L・シェーファー。

1946年製作/アメリカ
原題または英題:My Pal Trigger
配給:セントラル
劇場公開日:1951年12月11日

ストーリー

ロイ・ロジャースは、ギャビイ・ケンドリック(《ギャビイ》・ヘイズ)老人の経営する牧場に流れ着き、そこで、老人が娘スーザン(デール・エヴァンズ)と共に自慢の種にしている種馬ソヴリン号を見て、自分の牝馬レディ号とかけ合わせれば素晴しい子馬が生れると思い、ギャビイらに頼むが、彼は耳も貸さぬ仕末。所がその夜、他の牧場主スコヴィルがギャビイを欺いてソヴリン号を盗み出したが、馬は途中で逃げ、レディ号と戯れて後行方不明になってしまい、ギャビイらと探しに出かけたスコヴィルは、偶然かソヴリン号を射殺してしまった。ギャビイらは、すべてロイの仕業と思って彼を告訴し、ロイは入牢は免れ、レディ号と共に、またあてどない旅に出て行った。1年経ってレディ号は子馬を生み、ロイはトリッガーと名付けて、ギャビイの許に帰ってくるが、ギャビイは剣もほろろ、スーザンだけはロイの潔白を信じた。トリッガーはロイの前年の保釈金の利息支払のため競売に付され、スコヴィルの手に落ち、更にロイも調教師として雇われた。それから1年間調教によって立派な競走馬となったトリッガーは、ギャビイが欺かれて全財産を賭けているレースでギャビイの馬エンプレス号と覇を競ったが、ロイはスコヴィルの策略を知り、エンプレス号に対する妨害を排除して勝たせてやった。スコヴィルの悪は露見して、彼は逮捕され、喜びのギャビイはロイにスコヴィルから得たトリッガーを贈るのだった。

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