アン・ハサウェイ 裸の天使のレビュー・感想・評価
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白人エリート世界の退屈さから有色人種のハーレム世界へのどこか憧れ
この手の社会派映画は長尺になりがちだが非常にコンパクトでアンハサウェイがまさに体当たり的にさらけ出したところも魅力の一つ。白人エリート世界と有色人種貧困世界を地理的、社会的、階級的に分断しているところも考えさせられる。有色人種への偏見的な差別を描き、白人エリート世界の退屈さから有色人種のハーレム世界へのどこか憧れる多感な若き女性の疑問をうまく表現。ただもう少し深堀して物語の結末も描いてほしかった。
アンハサウェイなので
アンハサウェイ好きなので鑑賞。
お金持ち白人ティーンの悪いことしたい欲が全面に打ち出してる映画。
アメリカの悪いヘイトクライムでてるなーと。
日本ももちろんあると思うけど、この先いろいろな人種が増えたらこんな事件も増えてくるのかなーと。
アンハサウェイの体当たり演技ということで見たけど、なんか報われない映画でした。
火遊びの顛末
アメリカの危うさというか…ヤバさが詰まっちゃいる。
養殖と天然とでも言うのだろうか?
イキがってる連中が勘違いして、道を踏み外した時、数ブロック先には本物が棲息してる社会構造。
好奇心の代償は計り知れない。
そこで身の丈を知るというか、頭が冷えればいいのだけれど、そうはいかない若さもある。
誰もが強者になれる銃の存在。
人差し指をほんの少し引くだけだ。
もちろん、それが何をもたらすか本物達は知っている。でも養殖達には、それがどういう事なのかの線引きができない。
体に染み込まされたものと、デフォルメされたものの差が如実にあらわらる。
言いようのないスリルを終始感じてたのは、子供を持つ身だからだろうか?
恐ろしい社会だと思う。
むしろ、あのギャング達は良心的だと思う。
鴨が葱背負ってきてるのを、わざわざご丁寧にに追い返す。とばっちりを受けた前例がいくつもあるのかもしれない。
アン・ハサウェイに釣られて見始めた作品だけど、とんでもなかった。
彼女がヌードになってまで、この作品に参加した意義は多分にあると思われる。
退屈な、というか所謂平和な日常に飽き飽きしてスリルを求める若者達の心理はわからなくもない。
女の方が度胸があるというか、肚が座ってんなとも思う。そういう危なげな男達に惹かれる気持ちも分からなくはないが、度が過ぎてる。
自ら進んでした行為をレイプだと主張し、結果ギャングの1人が捕まる。
待っているのは報復だ。
結果、その子の彼氏が引鉄を引いて、ギャングを撃ったのだろう。
退屈で平和な日々は終わりを告げ、待ち望んだ退屈で平和とはかけ離れた日々が幕を開ける。
その後の彼らを思うとゾッとする。
…バカだなぁだけでは済まされない。
起こり得る現実なのだと思う。
この作品がブレーキになってくれればいいと思うのだけど…はてさて。
文字通りアン・ハサウェイは体を張ったのだと思う。
セクシーな彼女を拝めはするし、相手役のスパニッシュがアンに輪をかけたくらいにセクシーだ。
過度にセクシーな描写も散見はするものの…警視庁が展開する啓蒙ビデオに使ってもいいんじゃないかと思われる。
公開がは2005年なのだけど、その割には絵が古いし、アンも若い。ハイスクールなのかな?そんくらいの年代だ。どっから掘り出してきたんだとも思うし、終盤に更生するアンに疑問も残るんだけど、ダイレクト過ぎるメッセージは詰め込まれてたように思う。
題名と内容説明に釣られ、まんまと術中にはまった訳で…してやったりな制作サイドのしたり顔が目に浮かぶ。
「裸の天使」って邦題は全然的を得てないのが、意図としては適切だった。
予想以上に物足りない内容…
アン・ハサウェイ目当てだけで観てしまっただけに文句は言いたくないが…(笑)それにしてももう少し凝れなかったものだろうか。
青春なのか、バイオレンスなのか、はたまたお色気なのか、いずれもどっちつかずでかなり物足りなかったのが正直な感想。
でもこの中途半端感は、ある意味「青春あるある」でリアリティ感ありかも。青春って、こういうこっぱずかしさ多分にあるよね…
それにしてもパリセーズの住宅街は桁外れの高級感で憧れる。この点に関しては、きれいに撮れていたと思う。
アン・ハサウェイを盛り立てる街の描写が本作の最大の魅力といったところか。
リアルを求めて
アンハサウェイ扮する女子高生アリソンは裏通りでコカインを買ったりしていたが、彼氏がコテンパンにされた。しかしダウンタウンへ行っていろんな体験をしたがっていた。
恐いもの見たさでどんどん行くね。リアルを求めてさまようアリソン。ワクワクしたいけど危ないよ。
やっぱりアンハサウェイは際だって魅力的だね。
プリティ・プリンセスがスキャンダラス・ガールに
てっきりアン・ハサウェイがブレイクする前の作品かと思いきや、2005年の作品。
『プリティ・プリンセス』でブレイクし、この年は『ブロークバック・マウンテン』で評価され、翌年は『プラダを着た悪魔』が控えていた頃。
人気も実力も上り調子の時期に本作のようなスキャンダラスな作品に出演していたとは、驚き。
日本未公開。
罪深いのは、この邦題。まるでB級エロムービー…。
勿論アンのお○ぱいや大胆なセックス・シーンもあるが、話自体は至ってシリアス。
裕福な家庭に育ちながらも、退屈な日常に飽き飽きしている女子高生アリソン。
麻薬の売人と出会い、その刺激さに魅了されていく。
やがて友人と訪れたモーテルのパーティーで、サイコロの出た目の数だけセックスをする事になり…。
セックスやドラッグに溺れ…。
その自堕落さのツケが回ってきたかのように巻き込まれた事件。
友人が例のパーティーで集団レイプ事件の被害者となり、アリソンは証言しようとするが…。
当事者・部外者・関係者巻き込み、事態は最悪の方向へ。
作品の面白さはまあまあだが、転落と破滅の痛々しい青春ドラマ。
今では見られないようなアンの過激な体当たり熱演。
共演にブレイク前のジョゼフ・ゴードン=レヴィット、チャニング・テイタムらの顔もあり、なかなかお宝!
可愛い。以上。
とりあえずアンハサウェイはめっちゃ美人。
ただ、この手の映画には綺麗すぎたかも。
陰と陽でいうと、確実に陰の映画だけど、アンハサウェイは陽すぎない?
ストーリーも、ドラッグに溺れるなら、とことん溺れるくらいやないと、観てるほうも拍子抜け。
唯一の収穫はアンハサウェイの綺麗な体を拝めただけくらいかな。
価値はあるが・・・
お嬢様とかキャリアウーマンとか、そんなイメージばかりが残る、最近のアン・ハサウェイ。年齢からいっても、この手のエロい青春モノがちょうどいいのかもしれない。
しかし、ドラッグにはまる過程や危ない奴らのセックスにのめり込んでいく過程も、どうも単調でつまんない。まぁ、それが麻薬というものなんだろうけど・・・
時代の割にはだけど...
アンハサウェイが好きだから!という単純な動機で見たけど、世界が狭いうえに構成が簡易的で途中止めようか悩んだくらいだった。
なんか現状に対する解決するための光もなければ希望もないし、監督がただただ自己満足で作り上げた作品なのかなって思ってしまった。まぁ今となっては名優がって感じで見れた部分はよかった。
アンはサウェイ
ビバリーヒルズ高校生白書はロサンゼルスの何者かを確かに体現していて、それはコンプトンを描いたデニスホッパーのカラーズと双璧なのだ。ただつまらないでは済まされない過剰な何かはやはりアメリカの魅力なのだ。悲しいかな本作はただつまらない。つまりアメリカ映画ではない何か別物。
アンハサウェイを見る映画
アンハサウェイ体当たり!ときいて見たけれど、、うーん、それだけ。。
社会的身分で居住区も仕事も学校もわかれているアメリカ社会を垣間見ることはできるもののそこから問題提起もなく、リアリティも感じられずポカーンという後味でした。
アンハサウェイは、やっぱり可愛い。ラダプラダ。
プラダを持ってきてよ、そしたら寝てあげる
映画「アン・ハサウェイ 裸の天使」(バーバラ・コップル監督)から。
タイトルに「アン・ハサウェイ」とあったので鑑賞したが、
何が「裸の天使」なのかすら、わからなかった。(汗)
単なる金持ちのお嬢さんの火遊び・・って感じだが、
いくら世間知らずでも、わざわざスラム街に足を運ぶことはしない。
「違う世界をみてみたいと思わない?」「毎日が退屈だと思わない?」
そんなお誘いにのり「怖かったけど、ちょっとだけワクワクした」と
白人女が、黒人の街へ遊びにいくこと自体、考えられない。
さらに自分たちで誘っておいて、レイプされた、と大騒ぎするなんて、
誘われた黒人たちの方が、可哀相になってしまったほどだ。
実は、彼女たちの曲がった根性が見え隠れするシーンがあった。
怖いもの知らずの2人の若い白人のお嬢ちゃんが、はしゃぐ。
「お金持ちでなくてもいいけど、一文無しと付き合う気はないの。
負け犬は用はない。あたしが欲しい?
それなら稼いでプレゼントを買って。プラダを持ってきてよ、
そしたら寝てあげる」
この「寝てあげる」・・が、傲慢で私は許せない。
でも、さすがに映画「プラダを着た悪魔」に出演しただけあるな、
「プラダ」の宣伝することも忘れてないもの。
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