公共の敵のレビュー・感想・評価
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やりすぎ刑事の人間臭さ
警察に特別採用されて12年、妻には5年前に先立たれ、娘2人と暮らしているが、だらしない生活で銀行預金残高は270ウォン。典型的なはみ出し刑事のソル・ギョングだが、ナイフによって殺された妻の痛みもわかるほど人間臭い面も持ち合わせている。町のチンピラとの繋がりも深く、やばい道も渡っていそうで心配になってしまうほど・・・ 一方の製薬会社重役の憎たらしい男ギュファンは残虐な殺人犯。両親殺しの帰りにカン刑事とすれ違いナイフで切りつけてしまう。証拠のナイフには道端のクソとカンの指紋だけだったが、ここから2人の対決だ。しかし、腹をたてただけで無関係の殺人を犯したところで、カンの怒りが爆発してしまい先走ってしまう。おかげで交通課巡査に格下げとなる・・・ 「民衆の盾」になってやるという頭が悪いなりに正義感を発揮するところがいいんだけど、せっかく証拠をみつけたんだから、最後はやりすぎだ・・・内部調査班が絶えず彼の後を追ってるという伏線もまぁまぁ・・・
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