公共の敵

解説

「シルミド SILMIDO」のカン・ウソク監督が、不良刑事と猟奇殺人犯の宿命の対決を描いたクライムサスペンス。いつも問題ばかり起こしている刑事チョルジュンは、ある晩、張り込み中にぶつかってきたレインコートの男とケンカになり、ナイフで顔を傷つけられてしまう。1週間後、同じ地域で老夫婦の惨殺死体が発見される。被害者の息子ギュファンと面会したチョルジュンは、ギュファンこそがあの晩のレインコートの男で、親殺しの犯人であると直感するが……。

2002年製作/韓国
原題:Public Enemy

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0とてもよかった

2021年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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吉泉知彦

3.0やりすぎ刑事の人間臭さ

2019年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 警察に特別採用されて12年、妻には5年前に先立たれ、娘2人と暮らしているが、だらしない生活で銀行預金残高は270ウォン。典型的なはみ出し刑事のソル・ギョングだが、ナイフによって殺された妻の痛みもわかるほど人間臭い面も持ち合わせている。町のチンピラとの繋がりも深く、やばい道も渡っていそうで心配になってしまうほど・・・

 一方の製薬会社重役の憎たらしい男ギュファンは残虐な殺人犯。両親殺しの帰りにカン刑事とすれ違いナイフで切りつけてしまう。証拠のナイフには道端のクソとカンの指紋だけだったが、ここから2人の対決だ。しかし、腹をたてただけで無関係の殺人を犯したところで、カンの怒りが爆発してしまい先走ってしまう。おかげで交通課巡査に格下げとなる・・・

 「民衆の盾」になってやるという頭が悪いなりに正義感を発揮するところがいいんだけど、せっかく証拠をみつけたんだから、最後はやりすぎだ・・・内部調査班が絶えず彼の後を追ってるという伏線もまぁまぁ・・・

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kossy
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