「1981年。サム・ライミ監督の同名作品のリメイク」死霊のはらわた 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
1981年。サム・ライミ監督の同名作品のリメイク
2013年。
サム・ライミ監督作品を一から作り直した・・・とのことですが、
ほぼ根幹は同じです。
若い男女5人が集まった目的は、薬物依存症のミアを依存症から立ち直させる目的。
ここは前作の《怖いことやろう!!》とは違いますね。
ミアと兄のデビッドと友達の3人の5人が山小屋に訪れます。
オリジナルと同じく地下室に降りていくと、「悪魔の書」をエリックが見つけて、
おまじないの言葉を声を出して読み上げてしまう。
《準備OK!!悪霊(死霊)は解き放たれました!!》
まず最初はミアに憑依して悪さの限りを始め、鎮痛剤で眠らせようとした看護師のオリビアが、一番に犠牲になる。
ミアを地下に閉じ込めるデビッドとエリック。
オリジナルがグロくて、生理的に追い詰められたけれど、このリメイクは私が馴れたのか、
洗練された感じさえ受けました。
グログロだった「はらわた」そのものが出て来ない!!
死霊もシツコさが減ってました。
ただし、デビッドの恋人ナタリーの左腕に住み着いて勝手に動く死霊にキレたナタリーは、
自分の左腕を電動ノコギリで切断。
このシーンは目を覆いました(とても正視出来ませんよ)
それとクギを打ち付ける工具から、クギが顔面、胸と発射されるシーン。
これも怖かった!!
リメイクの監督はフェデラ・アルバレス。
「ドント・ブリーズ」で世界を驚かせ、「蜘蛛の巣を払う女」の監督・脚本で
確かな力量を証明しました。
怖いホラーにも免疫は出来るものらしく、少し慣れた気がします。
アルバレス監督の新作が待たれますね。
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