「手に汗握るスリリングな映画」キャプテン・フィリップス M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
手に汗握るスリリングな映画
妻がファンのトム・ハンクス主演の映画。
実話を元にしたソマリア沖で海賊に襲われる貨物船の物語。あの危険な海峡を渡るのに武器や防衛対策がなく、一歩間違えば何人かは殺されていただろうという中、キャプテンの勇敢な対応と乗組員のギリギリの行動が実を結ぶ。
ソマリアの海賊の凶暴さがとても緊張感を醸し出すなか、アメリカ軍がようやくやってきて人質救出作戦を開始する。
現実は、こんなにうまくいくわけもなく、どろどろの戦いだったのではないか。
海賊に対してキャプテンが、漁師ならそれで生活すればいいじゃないかと言うようなことを話し掛けたが、「アメリカならな。だがそんな甘いモノじゃない」と言っているようで、ソマリアの現状の悲惨さと上から目線のアメリカという構図をよく表現している。
20131213@バルト11
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