エリジウムのレビュー・感想・評価
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面白かった
ロボットとエリジウムのCGがとても自然で本当にこんな感じなのかと思った。貧富の格差や貧困層も非常に有り得そうなリアル感だった。AIが中間管理して、実労働は人間が行う。細かい単純作業はロボットよりも低賃金で大量にやったほうが逆に効率がいいことも多いだろう。
富裕層は地球を捨て理想郷へ。そこは自然があり、富裕層だけが住んだ管理できる社会。病気もすべてが治る。そこにあるのは貧富の格差などない世界。富の独占と貧困。それは現代にも通じるような気がした。最後の結末に、すべての人に開かれることになったわけだが、それが平和な世界になったのかというと微妙だろう。あるのは貧困と暴力、権力闘争。どこまでも終わりのない世界を想像した。
映画としてはやや惜しいところやいつもの展開感は否めないところもあったが、総じて面白く見れた映画である。
未来の暮らし
地球が環境が破壊され住みにくくなり、富裕層だけ宇宙に理想郷を作り暮らしている設定。なかなか面白いが、幾ら科学が進んでも病気を一瞬で治せる機械が出来る事はないだろうな。もしも出来たら老人だらけになってしまう。ジョディ・フォスターが随分老けてしまったなぁ
サクッと殺される
ジョディフォスターを観て
米国の俳優の新陳代謝のスピード感を感じた映画
ネトフリ登場で大物小物に関係なく
露出の機会が得られてきた証拠だ。
それに伴い、現役主演級も演技の力を
真っ当に評価される時代になった筈
そーゆー意味ではマット大丈夫?
と突っ込むことも多かった映画です。
ストーリーはB級SF🛸
貧困層は地球に置き去り・・・
今も特定の人達だけがいい思いをしてますから似たようなものですね、映画よりはこちら側も自由のある生活はしてますが。 富裕層が貧困層に手を差しのべないのはそっくりです。 クルーガー達3人の傭兵?は憎たらしかったなあ、倒せてよかった。 アリシー・ブラガ素敵でした♪
アメリカのドラマレベル
アメリカのドラマレベル(笑)。Amazonプライムで鑑賞。
儲かったの?って思うくらい、普通の映画だけど、Wikiみると、利益は出ているようだ。
2154年、富裕層はエリジウムと呼ばれる宇宙ステーションに住み、貧困層は地球に住んでいる。地球は、スラム化している。これは、ガンダムの真反対の設定だ。
エリジウムのシステムは人現をエリジウムに住む市民とそれ以外で管理していて、市民以外はエリジウムに住めないし、医療もうけられない。エリジウムにはどんな病気でも治せる医療カプセルがある。
地球に住むマックス(主役マットデーモン)は致死量の放射線を浴びて余命5日となる。こうなったら助かりそうもないけど、エリジウムなら治せてしまうので、マックスはエリジウムへの侵入を試みる。
侵入まで色々あるわけだけど、マックスは仲間とエリジウムのシステムに辿り着くと、ハッキングして自身のデータを書き換え治療しようとしたが、システム上死亡扱いとなり助かることが出来なかった。
マックスは死を悟ったので、地球上の人類含め、全ての人を市民に書き換えて、エリジウムを再起動することにした。直後、マックスは息を引き取った。
システム再起動後、システムは地球上に治療すべき人達が沢山いることを認識し、エリジウムから医療船を地球に飛ばした。きっと全ての人は治療を受けられるだろう。
感想としては、結末から分かるように、アメリカの医療問題をわかりやすく取り上げたのではないか?アメリカでは保険料が高く、貧しいと医療を受けられないと聞いたことがある。この映画公開の一年後、オバマケアが開始。失敗したけども。
顔面が吹き飛んだ後の人の顔のシーンがあって、グロい。ミッドサマーという映画を観れない人はキツいかも。
あと、女性(長官)の喉にガラスを刺すシーンが怖い。一般的かもしれないけど、刺す前の予兆として、いい感じのガラスが写るから、それからいつ刺されるんだろう、どこを刺すんだろうとドキドキする。ホアキン・フェニックスのジョーカー時は、ちらっとポケットにハサミを忍ばせるシーンからドキドキして、結局顔面に刺してしまうけど、それに比べれば優しいシーンかな。相手は女性だしね。
エロいシーンはない。
何となく不満
意識的に揺らしブレるカメラワーク、主人公以外の人物描写が甘くどうもすっきりしない。何となくイラつく作品だった。「第9地区」の感動・感激はなかった。
理想の街、エリジウムで優雅に生活できている人たちの登場が少ないからなのか? どう選ばれて、どれぐらいの人がいて、何を糧にどう生活しているのか? 地球人の過酷な現実に対比されるエリジウムの現実感が感じられないからか?
設定もストーリも役者も悪くないのに、どうもすっきりしない。
ひとつとしてノレない。
富裕層は宇宙にある移住空間でかい敵に過ごして庶民は地球の掃き溜めで暮らすという世界で、ある日不慮の事故で余命5日になった男が生き残るために戦う話。
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世界が富裕層と庶民で二文化されてるっていう設定はいいのに、他の設定が色々ごちゃごちゃしててイマイチ。
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例えば、主人公が放射能かなんかを大量に浴びちゃったから徐々に体の細胞が死んでいって5日後に死ぬ問題。徐々に弱っていくはずなのに、最後らへんのタイミング悪い時にだけ急に体調悪くなる。
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まぁ薬を飲んでれば普通に動けるよって渡された薬があるから普通に見えるのかもしれないけど、その薬ほぼ飲んでる描写ないのに、最後らへんに思い出したように残りの薬を飲むシーンがあるのは、作り手設定忘れてただろと言いたくなる。
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あとは主人公の謎の骨格矯正器具?、あれって弱ってる主人公が普通に動けるようにするためのやつじゃないの。器具をつけたことによって怪力になるとは聞いてないんだけど。
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そもそもあんな神経系と繋げる器具なんてつけたらもうこいつ普通の人間に戻れないなってわかっちゃうし。
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あげたらキリがないんだけど、全ての病気怪我を完治させる医療ポッドについても全くノレないし、結局移民が1番悪くなるってこのご時世の映画としてどうなんって思うし、アクションシーンは手ブレしすぎてよく分からないし(アクションシーンぐらいちゃんと見せろよ!)。。
アクションを楽しめ。
ザ・シネマで視聴。
ま、そうだろうと思ったが、予告編のアクション満載感は良しとしよう。アクション好きだし。暴れまわっている感が楽しい。
割と早い段階で、デストピアの構成とオチまで予想できる。
でも、いろんな意味でご都合主義なのは否めないな。
放射線障害で瀕死のマット君は、めっちゃ暴れ回る。
元カノですらない幼なじみの、誰ともしれない娘のために命を投げ出す。
エリジウムにある、ほぼ万能の医療機械。生きてさえいれば秒で治してくれる。ガンツもビックリ。手榴弾で顔ごとふっとばされていてもきれいに治る。白血病も全身骨折もあっという間。ナノマシンでも使うのかなあ?
もともと犯罪者集団なのに、いつの間にかレジスタンスになっている。
警察はおらず、市民と呼ばれるエリジウムの特権階級のみを守るドロイド軍団(人間よりもたちが悪い)
出てくるキャストの全体的に、動機が弱く、悪役もヒーローもなんでこんなことしてるのと思うことしばしば。1番納得の行く動機はシャールト・コプリー演じる敵のエージェントだという(笑)
説明不足をアクションで補っているということだと思う。
とはいえ、せっかくのアクションを満喫するなら映画館で見るべき。
テレビで見ればこんなことが気になりすぎる。
いいじゃん、どうせ、ハリウッドのアクション映画なんだから。愉しめばいいのさ。実質的にただで見てるから気になるのさ。お金払って観たら、プラシーボ効果で満足できるはず。そういう映画。
マット好きなのに
マットデイモン好きで、SFが好き、
でもこの映画はどうも、、
細かいところが雑なのかな。
富裕層と貧困層がまったく違う世界にいて、貧困層の人間がそこに憧れながらも
地上イコール貧困の荒れ地、から逃れられない、というのは面白い設定。
いまの世界の、あるいはアメリカ?の縮図のようでもあり。
しかし、、戦闘シーンががさがさ多すぎるし、グロいシーンもある。
同じマットデイモンでも「オデッセイ」の良さを思うとねぇ、、
かつての美人女優ジュディフォスター、まだ綺麗じゃん?
なんて思ったり。
とにかく残念な気持ちでした。
マット、いい俳優なんだけど、、
面白いが色々無理がある
スートリーもビジュアルも面白いとは思うのだが、設定まわりに無理が有り過ぎる。
特に再起動コードがあれば支配者を変えられるというのは噴飯物で、そんな脆弱な仕組みにするはずもないし選挙があるという設定とも整合しない。再起動コードでエリジウム市民とそれ以外の人の分類を無くすというのは技術的にあり得るし、娘さんの病気を治せるところまでは良いのだが、世界に平和が訪れたり皆が幸せになったりするかのようなエンディングには無理があると思う。エリジウムにそんなキャパはないだろう。
富裕層、貧困層
地上から400㎞上空にあるエリジウムに行くためには市民IDが必要。不法移民を移送する悪党もいるのだが、成功率はかなり低いようだ。しかし5日しかない命のマックス(デイモン)には背に腹は変えられない。そこで、かつて車泥棒をやっていたマックスを刑務所送りにしてしまったスパイダー(ワグネル・モウラ)に頼らざるを得ない。しかし、条件として金持ちの誰かの脳内データをダウンロードしなければならなくなった・・・そこで、彼を工場事故へと導いた会社の社長カーライル(ウィリアム・フィクトナー)をターゲットにした。単純に銀行口座やパスワードを盗むつもりだったのだが、ことはそう単純ではなかった。
エリジウムのデラコート長官(フォスター)は警備面などの問題で総裁と対立し、議員たちへの不満を抱えていた。その巨大なコンピュータのシステムを変えれば総裁をクビにできると考え、設計者でもあるカーライルを呼び寄せ、リブートシステムを設定させたのだ。そんなややこしい状況下で、マックスたちはカーライルを襲い、脳内データを彼の頭の中にダウンロードしたのだが、仲間が勢い余ってカーライルを射殺。デラコートは衛星映像によりすべてを把握していたが、カーライルの頭の中のことはクーデタに匹敵する私的任務。子飼いであるエージェント・クルーガー(コプリー)を使い、マックスを追わせるのだった・・・
マックスは幼馴染のフレイ(アリシー・ブラガ)と再会するも、彼女には女の子がいて、しかも白血病の末期であるという。一緒にエリジウムに連れていってほしいと懇願されるも、看護師である彼女に自分の怪我を治させるだけ(笑)。偶然にもクルーガーが彼女たちを連れ去ったために一緒にエリジウムに行くことになったのだ。
貧困層と富裕層の描写はここまでやるか!と感じるくらい描いているし、ロサンゼルスだってここまで荒廃するんだと訴えてくる。ヤクザな商売をしているスパイダーもコンピュータ技術だけは優れているし、マッドマックス的な世界観も面白い。クライマックスの死闘には総裁になれるかもしれないと野望を持ったクルーガーが参加。飛行艇ではマックスの投げた手りゅう弾で顔がふっとんだのに、これも医療ポッドで治るというすぐれものだった。さらに、デラコートに反感を持っていたカーライルはシステムの最後に“死”を選ばなくてはならないなんてのも・・・
喉から〇〇
視覚効果がうまく使われていて、臨場感は満載。ただストーリー自体には捻りもなく全体的に浅い。わざわざ映画の初めに、エリジウムに到達するのがいかに大変かを描いていたのに、後半あまりにもあっさり乗り込めたりするので笑える。あの犠牲はなんだったんだ。子供の病気を治すために乗り込んでる人もいたけど、そのあとどうするのかを考えてなさすぎる。無計画特攻隊か。主人公の犠牲のもと、最後はプログラムを書き換えることで地球の人をエリジウム市民にしたけど、たぶんプログラムを書き換えられる人は他にもいるから意味ないんじゃないかと思ったが、それだと悲しいので考えないことにする。地球の人々が貧しさゆえに苦しんでいるのはわかるんだけど、その分エリジウムの生活との対比が不十分に思えた。でもマット・デイモンが喉から触手みたいなコードをズルズルっと出すのが観られるのでオールオッケーです。
近未来、汚染による環境悪化で、少数の富裕層は豊かな自然に囲まれ、高...
近未来、汚染による環境悪化で、少数の富裕層は豊かな自然に囲まれ、高度な医療技術によって病苦から解放されたスペースコロニー「エリジウム」で暮らし、地球は貧困にあえぐ大勢の人々で溢れていた。前科者の工場労働者マックスは作業中の事故で被曝、余命5日と診断され痛み止めの錠剤を渡されて解雇されてしまう。絶望したマックスはエリジウムへの密航を決意、闇商人スパイダーからエリジウム在住のVIPを誘拐し脳内に保存されている個人資産にアクセスするためのパスワードを奪う仕事を請け負うが誘拐のターゲットに自分を解雇した会社社長のカーライルを選んだことから想定外の危険に晒される。
病気を治すためにパワードスーツでスペースコロニーに潜入する、ファーストガンダムの第1話ミーツ銀河鉄道999みたいな快作。アパルトヘイト由来の虐げられし者の反乱と解放というテーマが根底にあり、近未来SFというエクスキューズの裏で現代社会を痛烈に風刺しながら血みどろの大殺戮を経てファンタジーに帰結する手腕は見事。『エリート・スクワッド』2作に主演したヴァギネル・モウラ他ブラジル勢の注目株も起用したグローバルキャスティングも効果的に物語に重厚さを添えていました。
軽めのSF映画ファンにオススメ
最近のSF映画にありがちな富裕層と貧困層をわける社会制度。作りやすい設定なのか、基本構造は同じ気がする。見どころはドロイドやエージェントとの戦闘シーンかも。スペースコロニーの映像もなかなかよかった。どんな病気も治すマシーンがキーになるが、説明不足なまま普通に存在するのは納得いかない。ハッピーエンドだが、あれはあれでたくさん大変なことが待ち受けているだろうなというモヤモヤ感が残った。
人間味溢れる
2154年、地球環境はひどく悪化し、豊かな人はエリジウムという地球外のスペースコロニーに移住していた。
マックスは最大量の照射線を浴びて、余命5日となる。
このことが、無茶を冒して、エリジウムの医療を求める冒険をするインセンティブとなった。
映画の所々で、マックスの死にたくないという強い想いが表現される。
クライマックス、
マックスは自分の命と引き換えに、愛する人の子供と、地球で病気に苦しむ人たちを救う決断をする。
本当に短いシーンだが、マックスの悔しさ、嬉しさ、やり切ったという想いが感じられ、
しかしマックス当人は、それを外にあまり見せずに自分の命を絶つ。
近未来を描いたアクション超大作みたいに注目されがちな作品で、
もちろん、アクションも迫力満点なのだが、
マックスの人間味溢れる一面を強く感じることが、この映画最大の見どころだと感じた。
マットデイモンはさすが
グロいシーンもあるけど、結構楽しめた。マットデイモンの少年時代の子役の子、かなりマットデイモンに似ていた。最後の結末が中盤ぐらいで分かってしまったのが残念だった。
ボーンシリーズ未来版
スキンヘッドでマッチョにタトゥーのマット・デイモンは、一見総合格闘家の風貌。UFCオクタゴンのリングで中量級ファイター
として戦っても違和感を感じないぐらいだ!内容的には、ボーンシリーズの未来版て感じです。
脇を固めた大女優ジョディー・フォスターが、あんな死に方をするとは想定外でした。アリス・ブラガは、他の作品同様に
色気があり美しいです。最後は自分の命と引き換えに・・・感動しました。
まあまあ
初めはどういう展開か楽しみにしてたけど、落ちは予想の範囲。
もっとハラハラさせられるかと思って見ていただけに、意外とあっさり終わった感じ。
エリジウム/居住衛星なのかな…?富裕層しか住めない場所を解放するためにマット・デイモンが活躍。分かりやすいたけに面白味に欠けた。
しかし、ジョディ・フォスターもあっけなかったな…゜゜(´O`)°゜
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