マリーゴールド・ホテルで会いましょうのレビュー・感想・評価
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何事も最後は大団円
人生の終盤を
どう生きるのかを描いた作品
7人の男女が
現状に問題を抱えながらも
英国式インドの豪華ホテルで
セカンドライフを過ごそうと
集まってくるが
パンフレットに掲載されていた
優雅なホテルではなく
今にも朽ち果てようとする建物に
一同、唖然となる
若きホテルオーナーの青年によると
「それはこのホテルの将来の姿なんです」
目を輝かせて説明する青年は
明るくパワーがあって
憎めないのでした。
7人は
文句を言いながらも
共同生活をする中
それぞれの人生を見直してゆく
インドの人口の多さや
街並み 文化、交通事情等
発展途上国インドの雰囲気が
とても伝わってきます。
キャストもイギリスの
名優が出演されていて
楽しめました。
70歳以上の人々の集まりってどんなもんだろうと思ったけど、歳を重ね...
70歳以上の人々の集まりってどんなもんだろうと思ったけど、歳を重ねても本来の自分であることは変わらないんだなぁと。
それにしても豪華な俳優陣。
お年を召してなお輝いている俳優陣を見る、という見方もいいものかと。
老いにまつわるエトセトラ
よくも悪くも、「老い」を描いた作品です。
昔は「コクーン」なんかとても好きになれない映画だったのに、今はこんな映画に感情移入して見てしまうようになって、自分も年だなぁなんて、妙な感想を抱きました。
きっと、若い人は退屈するんじゃないでしょうか。
本当の失敗とはやらないでいることだ
人生の終盤を迎えた7人の英国人男女が穏やかなセカンドライフを過ごすため、インドのマリーゴールド・ホテルへやってくるが、そこは美辞麗句だけのおんぼろな安宿だった。
ストーリーが進むにつれて、それぞれが抱えている悲喜交々が明らかとなり、ある者は積極的に解決を図り、ある者は見ない振りをして、ある者はただただ途方に暮れる。
そこに、インドの階級社会を根強く残すホテル支配人の結婚話、更にはホテルの存続そのものを脅かす危なっかしい経営難など、いくつかのサイドストーリーが絡みつきながら、インド特有の色彩、熱気と音による画作りそして何よりベテラン俳優陣による悲哀深き演技によって豊饒な作品が紡がれている。
宿泊客たちは老年になりながらも、欲望し、惑い、困惑し、隠し、虚勢を張り、躊躇いながら、行ったり来たりを繰り返し、それでも着実に前へ進んでいく。
余命幾ばくもない彼らを突き動かすのは、溢れだす情熱でもあり余る体力でもなく、ラストで語られる経験的人生訓。
「本当の失敗とはやらないでいることだ」
言葉は悪いが、遠くない将来、死期を迎える彼らでさえそうなのだから、いわんや今を生きる自分をや、である。
インドにいつか行ってみたいです
他の方のレビューにもありましたが
食べて祈って恋をしての男女7人バージョンのような!
豪華大御所キャスト達の演技力も素晴らしかった。
マギースミスの神経質な目の動き上手だと、
劇的に変化ではないけれど確実に何かが変わっていく感じが各自よく表されていると思いました。
暗い重い映画を観れる気持ちじゃ無い時に観てほしい
素敵な未来は人生はこれからだ!って思えたI本です✨
人生は長い。こうやって映画のお陰で得た感動が自分の経験値になれば良いな。これからもたくさんの映画を観たいと思いました。
第2の人生を送ろうとする人々のお話。 それぞれ様々な想いを持ち、マ...
第2の人生を送ろうとする人々のお話。
それぞれ様々な想いを持ち、マリーゴールドホテルに集まる。
人生様々、歳を重ねても何か一歩を踏み出せると思える作品。
元気なインドを描くシーンも印象的です。
個性豊かなキャラクターとストーリーに どんどん引き込まれていく!
それぞれに悩みや事情を抱え、余生をインドで過ごそうとイギリスからやってきた男女7人。待ち受けてたのは、高級リゾートではなく、改装中のオンボロホテル。陽気なホテル支配人ソニーとインドの喧騒の中で過ごすうちに、少しずつと心が和んでいく。
ジュディ・デンチをはじめとして、豪華英国の名優たちが集う。そこに、インド人のデブ・パデルが良い味を出している!
まだまだ、リタイアを考える年ではないけれど、こんな余生の楽しみ方もいいなと思った。
深みがあるが鑑賞後爽やかな作品
食べて、祈って、恋をしての老人版といったところだろうか。
ユニークなキャラクターそれぞれの過去と未来が映し出される。
しかしなあ。
面白さみたいなものがいまいち足りなかった気がする。
恋に貪欲に…
ジュディ・デンチを観たくてレンタルで鑑賞。
ビル・ナイがカッコいいです♡
セリア・イムリーは…『輝ける人生(2017)』でもそうだけど、恋に貪欲で人生を奔放に謳歌してる…みたいな役がよく似合っててとても素敵で憧れちゃいます(^^)♪
マギー・スミスのラストにもビックリ!
外国に住みたいとは思わないけど、こんなホテルには住んでみたいです。
デンチ様素敵です。
日本でいうならさしずめ、「リタイア後は物価の安い東南アジアで優雅なセカンドライフを」みたいな感じだろうか。
七者七様のベテラン陣が好演。上から目線もデンチ様のおっしゃることでしたら、ありなのです。まあ、キャリアを重ねたゆえの裏付けのあるアドバイスだったら、もっと説得力があったとは思うが。
しかしデブ君がここではへたれ若造感タップリなのに、『LION』では見違えるような男前振り。
やや、期待はずれだが
考えてみればこの人たち、勇気がある。
日本では要介護老人たちがいっぱい。
わたしの親も、、
しかし、見も知らぬ海外で、それもワケわからないインドで老後を過ごすとは!
それぞれが、自分で生きる覚悟を持っている。
子や孫に介護してもらう、などの受け身の発想はない。
すばらしい。
また、インドの、原始的なまでの自然や、貧しいけど無邪気な子供達などがイキイキ。
西欧文明は、ある意味行き詰まっているのかもしれない。
死者の骨を川へ流すシーンが美しかった。
インド、ちょっぴりだけ、行ってみたくなった。
花は無い
覚悟はしていたが、ジジババしか出てこない。しかも主演が007のMだから色気とかあり得ない。
イギリスの気高い、大して裕福でもない高齢者が、インドにフラッと行って長期滞在するとか考えられない。インドに行く動機付けで一番説得力があるのはゲイのグレアムで、彼を主演でもっと枠多目にすれば良い。
ジュディディンチとビルナイのアレも、キッカケも大して無いし少し印象弱い。
ノンビリ感を楽しむ作品ですかね。
その意味では、好きな役者だけどデブパテルは少し違和感。
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