「【レオナルド・ディカプリオの黒人をモノとしか見ない狂気の農園領主を演じる姿に戦慄を覚えた作品。】」ジャンゴ 繋がれざる者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【レオナルド・ディカプリオの黒人をモノとしか見ない狂気の農園領主を演じる姿に戦慄を覚えた作品。】
一般的には、南北戦争直前のアメリカ南部の黒人の立場を露わに描き出した作風も後押しし、アカデミー脚本賞とクリストフ・ヴァルツの助演男優賞受賞が表に出ている作品だが、私の印象ではレオナルド・ディカプリオの狂気を帯びた農園領主を演じる姿が忘れ難い。
今更ではあるが、この俳優の底知れない演者としての力量を再確認させられた作品である。
勿論、当時の黒人の置かれた状況をシビアに描き出しているし、それに抗おうとするジェイミー・フォックス演じるジャンゴとその妻、ブルームヒルダを演じたケリー・ワシントン及びこの人の後釜は誰なんだというくらいの圧倒的存在感を誇るクリストフ・ヴァルツの姿も忘れ難いが、矢張り今作品はレオナルド・ディカプリオの印象が強烈に残っている。
<2013年3月9日 劇場にて鑑賞>
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クリストフさんのコメント
2020年7月21日
NOBUさん
「おとなのけんか」に言及ありがとうございます😊
(なんで御礼してんだ?)
クリストフヴァルツだけじゃなくて、他の3人も素晴らしいからこそ成り立つ作品ですよね👍
talismanさんのコメント
2020年7月21日
NOBUさん、コメントありがとうございます。「おとなのけんか」ますます見たくなりました!Bruenhildとか、なんとか-hildeで終わる、ゲルマン系の女子の名は、みんな戦闘系の意味です。男のSiegfriedもそうです。今、そういう名を自分の子どもにつける親はまず居ないです。