「家族を巻き込みすぎ」シャドー・チェイサー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
家族を巻き込みすぎ
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スペインを舞台にしたCIA対モサドのスパイアクション。
ブルース・ウィリスはさっさと死んじゃうしシガニー・ウィーバーは悪役、かっての名優も客寄せ役と形無しだからつくずく歳は取りたくないと思えますね。
確かに後半、レンジローバーをBMWで追い、階段を駆け抜ける「ミニミニ大作戦」のようなカーチェイスがありますから邦題にチェイサーと付けたのでしょう、原題はThe Cold Light of Day(日のさす日中はクリアに見える)なのですが、それに反して映画は暗いシーンのアクションが多くきわめて見づらいのは何なのでしょう。
スパイエージェントだって人の子だから人並みに家族を持っても悪くはないが、冒頭の家族団欒シーンを見せつけておいて突然の誘拐騒動、こんな巻き込み方は最低でしょう、息子ばかりか隠し子の娘迄巻き込むのだから陳腐な脚本。
ブリーフ・ケースの謎は明かされず仕舞い、そもそもアメリカとイスラエルは同盟国なのにCIA対モサドが殺しあうのか、反ユダヤのアメリカ人もいるってことでしょうかね。
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