クーリエ 過去を運ぶ男のレビュー・感想・評価
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出だしはおもしろかった。 ただ、本題に入ってからが残念。 イーブル...
出だしはおもしろかった。
ただ、本題に入ってからが残念。
イーブルという謎の男に荷物を届けるという仕事だが、イーブルとは結局自分のこと。
自分のことを色々な人間に訊いて回ったり、警察のデータを覗き見るなど意味不明。
また、ヒロインの女性とも中途半端な別れ方でこれまた残念。
シリーズ駄作を見よう!サンテレビ吹替版鑑賞。 なんだかよく分からな...
シリーズ駄作を見よう!サンテレビ吹替版鑑賞。
なんだかよく分からなかった。ネットであらすじ見てもやはりよく分からなかった。
あっと驚く結末のようだが、よくわからない上に◯ッ◯ーのプレスリーが気色悪すぎてもはやどうでもよかった。確かな駄作であった(笑)
ミッキー・プレスリー!?
序盤のそれなりな場面からどんな風に進むかと思いきやとんだ茶番を観せられた。
中盤からそんなオチかなぁ?と予測がつく展開でこのオチじゃ無かったらゴチャゴチャになるだけだし。
飛行機を操縦できる女もいらないしあの展開から結ばれるのも気持ち悪い。
驚きもしない展開で「オマールの壁」を撮った監督とは思えない!?
最初はトランスポーター、後半エンジェルハート
ストーリー展開自体はどんでん返しもあり
なかなか面白かったが、全体的にスピード
感が不足しており今一つの印象。
ハリウッドリメイクなんて有れば
良い作品になったかもしれません。
吹き替えだからかなんとなく演技が
稚拙に感じた。
何度も言うけどストーリーは面白い。
ちょっと荒い
女の子とそんな関係になるのが早い、
というか、不必要なのでは…
そして途中で置き去り…
そこまで悪くは無い気はするんだけど、
この手の映画が増えすぎたせいか、
この手のオチを活かすのには
かなりの脚本が必要になったと思う。
もっと繊細にしないと。
オチだけなら取って付けられるわけで。
その点でこの映画は現在関わっている人、
おじさんとか、彼女とか、
は全く過去と関係なく、
全く伏線も無い展開。
これ見るならエンゼルハート見た方が...
60時間の制限、配達先は謎の男といういかにも面白そうな設定なのに微妙すぎる。いわゆる、運び屋という職業でトラスンポーターをイメージするが、そうではない。トラスンポーターは主人公は強いしカーアクションもすごいがこちらはすべてにおいてギリギリで逃げてくる。だからアクションというよりかはサスペンス。サスペンスならでは緊張感は多少あるからいいもののすべて謎が多すぎる。意味がわからないという人もおおい。最初のシーンは安CGだし、よくある倒置法かなと思ったらほとんど関係ないし。ヒロインの子も美人だが扱いが雑。拷問のシーンはサスペンスさが出てていいが都合がいいところがある。テンポは早くていいが難しいというかよくわからない。そしてラストのどんでん返し。正直どんでん返しとまでは言えないと思う。というか題名がネタバレしてるようなもの。すべてを読みきるにはまぁ難しいかなと思う。脚本がもう少ししっかりしてればこの面白そうな設定がうまく活用できたかも。ちょっと渋めのサスペンス映画、そしてこの謎が知りたいと思う方は見てもいいかもしれないがこの映画見るなら、エンゼルハートをお勧めする。
予想もできない最後の驚愕の展開。ええっ~(@_@)それはないだろうと憤慨し、★一つ減点してしまった大人げない小地蔵ですぅ。
「クーリエ」とは「運び人」という意味。主人公のクーリエと名乗る男は、配達するカバンについて何も聞かず届けるという凄腕の運び人でした。
運び人というとすぐ思い立つのは、小地蔵も好きな『トランスポーター』シリーズを連想することでしょう。しかし、アサド監督からみたらステイサムが演じる主人公はとにかく完璧で強すぎるのだそうです。確かにいわれてみれば、ごもっともなお話。ステイサムは、どんなピンチにも安心してみていられます。
その点本作のクーリエは、華麗なカーアクションをするのでもなく、格闘や銃撃もそこそこ程度の凄腕ぶり。だから、いつも差し向けられた殺し屋からまず逃げ回り、しかも間一髪の差でなんとか辛勝している程度なんですね。ステイサムが見せる圧倒的なアクションは、大変魅力的です。けれども、クーリエの場合、それをあえて抑えることで、等身大のヒーローとしてのリアルティを感じさせてくれました。そのぶんサスペンスとしての緊迫感は高まったと思います。
本作のもう一つの魅力は、全編を包む謎です。何と言っても最大の謎は、配達先に指定される正体不明のイーグル・シビルの存在。そして依頼人は、これまた妙に高圧的な謎の男。その得体の知れない人物から、クーリエはカバンを届けることを強要されます。イーグル・シビルは、生死すら定かでなく、誰も顔すら知らない人物。ただ人々は、イーグルの関わった人物は、全て殺されたと口々に恐怖を語るレジェンドと化した人物だったのです。
僅かな手がかりを頼りに、イーグルのことを知っているマックスウェルという人物に接近しようとするクーリエでしたが、行く先々で手がかりのとなるキィマンが殺されてしまいます。それでも徐々に真相に近づいていくクーリエ。彼にとってイーグルを探す旅は、記憶を失った自らの過去を探す旅だったのです。
単なる謎解きでなく、あっと驚く結末に結びつく主人公の秘密を明かにしていく展開。きっと見終わったとき、余りの意外さに唖然となることでしょう。
さらに本作には主人公の行動に限られた時間でのタイムリミットが強いられる設定が加味されます。居所も不確かなイーグルを60時間以内見つけないと、クーリエの友人の一家を皆殺しにすると脅迫され、仕方なく仕事を引き受けるというものです。そんなタイムリミットが、スピーディな展開と絶妙なタイミングでインサートされる主人公の過去へのフラッシュバックと相まって、スリル感を煽り立てるのです。そのためラストシーンまで画面に釘付けとなりました。ただ筋を読めきれなかった腹いせに★一つ落としてあります(^^ゞ
まぁ、本格派のサスペンスとしてアサド監督の才気迸るところは強く感じましたね。
面白いのはイーグル・シビルという名前。これってスペルを逆に読むと、エルビス・プレスリーなんです。手がかりとなるマックスウェルを追って、ラスベガスへとんだクーリエが偶然鏡に写ったイーグルの文字をみて、ハッとなるのです。そしてそぐそばではエルビスのそっくりさんがショーをやっていました。このそっくりさん、やはり訳ありの人物だったのです。でもそっくりさんがイーグルだなんて、そんな安直な伏線ではありませんでした。
ひと言いえるのは、このそっくりさんを演じているのが何とミッキー・ロークだったのです。全然気がつかないほどの濃いメーク。この役柄は、かつて70年代にロークが出演していたアクション・スリラーへのリスペクトなのでしょうか。当時を知るファンならきっと受ける乗りでしょう。カメオ出演ながら、圧倒的存在感でした。そんなわけで、このそっくりさん、やっぱり訳ありだったんです。
本作のルックを決定づけたのは、クーリエを演じたジェフリー・ディーン・モーガンの男臭い魅力に尽きます。その個性は、ハビエル・バルデムより渋め。その寡黙な演技は、イーストウッドやマックイーンを彷彿されるものを感じました。
モーガンの渋い演技は、もっとメジャーな企画でも通用しそうです。サスペンスやハードボイルドで、もっと活躍を見てみたいと贔屓したくなりました。
けれどもモーガンだけでは渋すぎて、重くなりすぎます。そんな寡黙な主人公をサポートし、こころに負った傷を癒すのがアナの存在。
アナ役のジョン・ホーは中国系のアメリカ人で、東洋系のコケテッシュな顔つきが魅力的。アナの活躍でストーリーに現実味が出たほか、クーリエとの一夜の関係は、重くなりがちな展開に華をもたらしました。
とにかく、予想もできない最後の驚愕の展開。ええっ~(@_@)それはないだろうと憤慨し、★一つ減点してしまった大人げない小地蔵の気持ちを分かってやってくださ~い!
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