ラヴレースのレビュー・感想・評価
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宝くじ・・・
宝くじに当たって不幸になる人もいる。そんな話題をよく聞く。
70年代センセーショナルなポルノ映画で平凡な生活から一躍大スターになった「リンダ・ラブレース」。彼女の物語。
厳格な家庭に育ちチンピラみたいな男と結婚し、ポルノ業界へ。
しかし旦那は暴力と売春をスターになったリンダに強要する・・・
いろんなくだらない映画やエロ映画観たけど「ディープ・スロート」だけは観てない。
リンダ・ラブレースはレッド・ツェッペリンのコンサートにまでゲスト出演する大スターていうか時代のアイコンにまで上りつめた。
でも、幸せにはなれなかった・・・・
終盤のシーンは救いになるけど・・・
母親役のシャロン・ストーンは下手したら気がつかないかもしれない位の変わり様。地味。
もっと「ディープ・スロート」って映画が関わった「闇の部分」も観たかった。今でも危険なのか・・・
ポルノ女優って。。。
有名になるほど、自分に対するイメージを取り除くのは難しいもの…
結局女は話してもわからない男に暴力でねじ伏せられてしまったら勝てない。
そんな環境で本当に不幸としか言いようがない可哀想な映画やった…
加害者女が被害者ヅラするクズ物語・・
何だろう?これ・・
俺は、アマンダちゃんが大好きで、彼女の作品はほぼ見てるけど・・
これは彼女のキャリアを汚す作品以外、何モノでも無いだろ?
黒歴史?いや・・やっぱりクズ物語だろな?
題材が悪いだけで、本作は映画として素晴らしい!(*脚本も編集も撮影も!)
素晴らしいから、何か余計に腹が立つ!!!
アンハサウェイも、一時期迷走した事が有った・・
クソ映画にも出てたし、汚れ役もした(有る意味で、レミゼラブルも汚れ役だった)。
だが、これ・・アマンダちゃんのキャリアに要用だったかな?
☆評価は・・
DVD100基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆
おすすめ度 (*オトコ向きでは無い!)
デートで見る度 (0!)
観た後の飲みたいお酒】
とにかく、胸糞悪いので何かしらお酒を!
ネタバレでは無いけど・・↓↓↓
最近、ほんとにこんな風に、自分で選んだ人生で、被害者ヅラする女性が多い。
・・俺、単純に男として、こんなのにムカつきます!!!
考えさせられる映画
リンダに対してのトレイナーの暴力は何が原因だったんだろう?
女優とマネージャーって割り切る以前に結婚しちゃってるし酒とドラッグと借金だし
思いつくのはリンダを薬漬けにしてポルノ映画、ポルノショップ、、結局自分の借金から逃げたかった、でもリンダの人気が出たら嫉妬するし。そのトレイナーの気持ちは理解できる。でも暴力すぎ!どこかの時点で男らしく身を引いてほしかった。
相当胡散臭い感じだった興行主?みたいな人が助けてくれてトレイナーと切れることができたが、ママ(シャロンストーン)も味方になってくれなくてってとこはさすがにそういう時代だったかーって沈んだ。。
ポルノ、映画制作って話じゃなくDVの歴史を考えさせられた。
リンダがポルノのあと、女優としてまともな扱いを受けられる世界だったら、ママがリンダを守ってくれたら、と考えると悲しい。今は少しは良い世の中になってるのかな?でも今から20年後の世界から見たときにはやっぱり2010年代も酷い時代だったと見えるのかな?
ド根性セイフライド!
「ディープ・スロート」、ハリー・リームス”ザ・スコーピオン”…
果たして今、どれだけの人が覚えているのかな…
そんな事を思いながらの鑑賞でしたが。
そんな渦中を生きた女性を、確かなリサーチの上で、時と視点を切り替える魅せる、期待を上回る儲けの一本。
何よりもアマンダ・セイフライドが素晴らしかった…
知名度もあり、評価もされている。
そしてまだ20代なのに…燃え盛る挑戦と”女優魂”に感服です。
主人公がキラッキラしてるのが、1番のいい仕事。
DV旦那役を始め、まさかの姿のシャロン・ストーンなど助演陣も見事。
エロの皮を被った、見事な社会科作品です。
無知が故の搾取が描かれた作品でした。
良かった。
ポルノ映画「ディープ・スロート」(72)で一世を風靡したリンダ・ラブレースの半生を描いた本作。
無知な田舎娘の変則的なサクセスストーリーのように見せかけて。
若干の助平心で観ている観客に冷や水をブッカケる作り。
特筆すべきは話の構成。
中盤までは時間軸が順番に進んでいくのですが。
或るところまでいった時点で…実は裏で、と場面を振り返る。
中盤までのどこから陽気なテンション。
快楽に目覚めた田舎娘が望まぬ形で始めたポルノ映画で一世を風靡する。
刺激的な毎日。著名人が、世間が自分を認めて喝采をあげる。
“陽”の部分が大半を占めていますが、随所に違和感を覚える部分がチラホラ。
その違和感が積もり積もった末に…振り返りへと繋がる。
この作りが良かった。
また主演のアマンダ・セイフライド。
本作での脱ぎっぷりの良さを評されることが多いですが、個人的には怯えた眼が良かった。
暴力に怯えつつ何処か批判的な色も宿した、その眼。
その表情が本作にバッチリ合っていました。
無知が故に夫に搾取され、会社に搾取され、世間に搾取され。
流され続けた彼女が行き着く先は。
そして彼女が自らを省みて行ったこととは。
その決断と行動を彼女の半生を通して観ていただきたい。
オススメです。
こんな人生があるなんて
アマンダちゃんが見たかったのと、ポルノスターなんて非日常な言葉にワクワクしながら、映画の中身を知らずに観に行ってしまったら、エンドロール近くでは頬をつたう涙つぶに、鼻水まみれで帰りました。70年代というポップカルチャーの光と闇を見た気がします。どうしようもない運命を抜けて自分を取り戻した実在の人物、リンダに惜しみない賞賛を送りたい。しかし!最後まで気づかなかった!!!あの母親役がシャロンストーンだったなんて…>_<…熱演でした。
やるせない気持ちになる
見るつもりはなかった映画だったけど、時間があったから、なんの情報もなく見たんだけど…
一言で言ってやるせない!
母親の厳格さにも腹が立つし、夫のチャックのDV。途中、ムカムカしてしょうがなかった。
この時代だからなのか?
これが実話だと言うから嫌な気分、倍増でした
ポルノとDV。
リンダ・ラヴレース主演の「ディープ・スロート」の存在は知っているが、作品そのものは観ていない。
その裏話的なお話である。
1970年代の価値観で観ないと不思議な感じになるが、リンダ(アマンダ・セイフライド)が、結婚後、チャック(ピーター・サースガード)に殴られるといって実家に帰るシーンがある。
母親(シャロン・ストーン)は、夫に従えといって、リンダを受け入れない。
DVの概念がまだなかった頃の話なのだ。
リンダがポルノ撲滅の運動に走った理由はよくわからないが、DVについては警鐘を鳴らしたのではないだろうか。
ロバート・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン両監督は時間軸を巧みにさわることで、チャックのいかがわしさを見事に表現している。
ピーター・サースガードもさすがである。
ところで、「ディープ・スロート」を観ることは可能なのだろうか。
大人の階段
敬虔で保守的、厳格で生真面目。いやいや、そうでなくとも“我が娘を大事に思う(思い過ぎる?)”親御さん からすれば辛く、信じ難い話なのだろう。
sex の快楽と愛される事の喜びを欲する うぶな Linda の翻弄――もし御両親の頭が凝り固まってたなら、Linda の試練の克服に繋がらなかったと思うのだが、どうか?
此れ見よがしに自由翻弄なアタクシ(←自画自賛?)には思わず眼を背けたくなる話、耳を塞ぎたくなる話が続く。
そんな中、Linda の心が決して崩壊する事なく そして再生を諦めなかった姿勢に救われ、何より勇気付けられる!!
Chuck Traynor の情けなさに辟易と しながらも(苦笑)、timing に拠りゃあ いつでも何処でも自負自身が巻き込まれる可能性が あると云うのも覚えとかにゃあ ならぬ。
Paul Thomas Anderson 好きを自称する割には 2014年 初頭に初めて『ブギーナイツ』を観た私に とって、新たな大人の第一歩、か!!??
厳格が生む奔放。
リンダ・ラヴレースという名前は、今作で初めて知った。
'72年「ディープ・スロート」という伝説のポルノ映画に出演し、
一躍時の人になったそうだ。興収は大変な額だったとか。
夫に仕込まれたその秘技は(想像の賜物)大変な技だろうが、
彼女がポルノ映画に出ることになった経緯を述べた自伝から
作られたという今作、なのでリンダ目線からのアプローチに
なっているのだが、なんとも女性には辛いことの連続殴打。
サラリと中盤までが描かれてのち、実はこの裏には…という、
リンダからの告発部分が描かれていく。彼女は夫からDVや
恫喝の恐怖に晒されており、ポルノ出演もその為だったのだ。
厳格な家庭に育ち、母親との関係に悩んでいたリンダ。
まだ十代で出産して里子に出した経験があるという、そんな
過去を話せる優しい(はずの)男、チャックに惹かれていく。
しかしチャックは結婚後、借金のカタに妻に客をとらせたり、
自分が妻に仕込んだ秘技をエサにポルノへの出演を迫る。
断りきれないリンダの意志とは裏腹に映画は大ヒット。
そんな莫大な映画収益もほとんどギャングに持っていかれ、
相変らずチャックは妻をイタぶり続ける。耐えられなくなった
リンダはついに家を出るのだったが…。
若気の至り。とは誰にでも経験のあることだが、女性はその
身体を傷つけ成長していく面があるため、観ていて真に辛い。
自分が好きになった男なんだから、バカでもクズでも仕方ない。
選んだ自分にも責任がある。
が、痛めつけられ、もはや愛の無くなった世界で脅えながら
生きていく必要もないのでは…今なら簡単にそう思える世界。
当時はいかに締め付けが強かったか。また、彼女の家は特に
そうだったのかもしれない。母親の告白(S・ストーンに見えない)
に泣けるシーンもあったが、アナタの娘にしてこの有様なのよ。
同じような生き方をする娘を毛嫌いする母親が辛くて堪らない。
こんな時、娘を助けてやれるのは同じ体験をしたアナタでしょ。
そう思わずにいられなかった。
ラストの6年後、母親と和解する彼女に安堵したものの、
リンダのその後の運命と、元夫の運命のリンクにやや驚いた。
(アマンダもピーターも熱演。しかし彼女は脱いでも清純派ね)
アマンダのガッツとサースガードの演技が見応えあり。
レ ミゼラブルで清純派を演じたアマンダ サイフリッドが惜しげもなく美しい裸体をさらしている。
演出的には内面についての踏み込みが今一歩と思うところもあるが、それをカバーするアマンダの熱演、そして相手役、ピーター サースガードの鬼気迫る演技!!
彼女を支配し、愛し、嫉妬する、その折り折りの複雑な表情が何とも言えず凄い。
シャロン ストーンの抑えた演技も良く、見応えのある作品にとどまっている。
是非観て欲しい笑どころが一ケ所あります!!
『ディープスロート』という言葉は知っておりました。
大変高度な技術の名称だと認識しております。
正直、【実在のセックスシンボルを題材とした能天気なおバカ映画】と踏んで観に行ったので、後半のストーリー展開にはちょっとトーンダウンでした。
『人間の生き方としては百点満点』なのですが、折角ポルノ業界という影のある世界を明るくコメディータッチで描いてきたのですから、その流れを保って終わって欲しかったな~と……
『撮影スタッフが全員「君は悪くない」と口を揃えて言うシーン』最高でした!ψ(`∇´)ψ
まあ、いい映画なんですが、地球防衛未亡人➡仮面ティーチャーと映画館をハシゴして最後の締めがこの映画だったので……
案外、普通の映画だったな~と感じてしまったワケで……映画の罪ではないですね。
DVレジェンド…
ベトナム戦争で地中深くで爆発する爆弾が『ディープスロート』と呼ばれていた訳がようやく理解出来ました。他にもウォーターゲート事件とかありましたが、この当時の流行語大賞だったんでしょうか?あと当時、アメリカへこの映画を観るためのツアーが組まれたりしたようですが、私はエマニエル夫人公開時小学二年だったために、このレジェンドブルームービーをとうとう観ないですんだ世代の一人です。その後のポルノからすればフツーの内容だったと思われますが、ピーター・サースガードが『17歳の肖像』で見せた以上のゲスぶりを発揮していてこのままポルノ反対者が増えたら自分はこの先、何を心の支えに生きれば良いのだろう?と心配しながら半ば放心状態のまま見終えました。
あと、当初主演女優のキャスティングは別の方でしたよね?ちょっと心配してましたが、アマンダ・セイフライドがダメージメイクして演技に挑むのはファンとしては複雑な気持ちだぞ、と思いました。
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