「ラストのテロップだけでもいいような・・・」ラヴレース kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストのテロップだけでもいいような・・・
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21歳の頃からスタート。友人の前でもカマトトぶってるリンダだったが、1年前に妊娠して子供を産んだ経緯があった。子供は良心によって養子に出され今は独り身・・・
単にバーの経営が不振で金が必要だった若い夫婦。ホームムービーで彼女のフェラ秘儀秘義を撮り、ポルノ映画界に売り込んだ。さすが『ディープスロート』の女優だ!ポルノ界でも大ヒット作品となり、一躍スターの座をいとめたかのように思えたリンダ。しかしそれは彼女にとってほんのひと時だったのだ。
ポルノ出演やら枕営業なんかを夫チャックに強要されるもののリンダは拒絶。やがてそれは暴力へと姿を変える。時系列をちょっとだけ触ってあるのだが、その暴力は『ディープスロート』撮影時からだったようだ。カトリックの家庭であるため離婚もままならなかったから、その耐えがたい暴力は自伝発行へと彼女を動かす。
2002年に交通事故に遭って死亡するまで、彼女はポルノとDVに反対する活動を行っていたというラストのテロップにも驚き。あまりにも有名な『ディープスロート』というタイトルしか知らずに今までいたから、彼女がポルノ業界に居たのは実質17日だったとか・・・興行収入が6億ドルだったのに彼女の出演料が1250ドルだったとか・・・悲しい事実を知らされた。
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