「「ディープ・スロート」の裏側」ラヴレース もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
「ディープ・スロート」の裏側
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①いま流行りの言い方で言えばポルノ映画の“レジェンド”である「ディープ・スロート」の主演女優の実話というから、ポルノスターの栄光と転落の話かと思ったら全然違った。②前半は確かに普通の女の子から一躍ポルノ界の寵児となったスター誕生ものらしい展開であるが、後半は一転その裏にあった悲惨なDVの話となる。③DVがまだ社会問題化していなかった70年代の悲劇である。といっても、それから40年以上経っている現代でもDVの問題は一向に解決されていないが。どちらにせよDVする奴は男のクズだね。軽蔑するわ。④アマンダ・セイフライト熱演。後半の演技が特に良い。脇も実力派でかためているので安っぽい伝記映画にはなっていない。懐かしエリック・ロバーズもほんとエッというよくな端役で出てます。母親役は誰かだろうと思っていたら(最初はジェシカ・ラングかと思った)シャロン・ストーンだったとは。顔、変わったんじゃない?整形のし過ぎ?でも演技は格段に上手くなっている。⑤チャックが次に結婚したのがマリリン・チェンバースだったとは。そちらはDVなかったのかしら。逆にマリリン・チェンバースの方が“男を喰い”そうな感じだけど。⑥70年代のファッション・風俗が懐かしい。
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