キャビンのレビュー・感想・評価
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あ~、評判を一切知らずに出会いたかった
複数のレビューに「いままでにないホラー」「奇想天外」「あの結末は驚き」と書かれていればどうしても期待してしまうもの。。。公開時に観ることができなかったのでレンタル開始を指をくわえて待っていました。
さて、その感想は、、、
「この作品には出会いがしらに出会いたかった!」
深夜なにげなくTVを観ているとこの映画が始まって、、、という出会いだったら最高だったでしょう。「これは、めっけもんだ!」と。
つまり、想定していたイメージ通りであり、そのイメージや期待値を上回るものは残念ながらなかったということ。「レビューを見てから観るもの決める」という行為自体を再検討せねば、、と思った1本でした。
予告編、面白い! それでいて本編はもっと面白い‼ …という奇跡のような改作
いやー! 久々にいいもの観せていただきました。スゴイ、凄すぎ!この一言に尽きます。…ですが、少しばかり、蛇足を。
まず、予告編にやられました。これでもかこれでもか、の二段構え、三段構え。その日の本編以上に笑っちゃいました。(あれ、何を観に行ったんだっけ?)予告が面白いものは、得てして期待はずれ…というのがパターンですが、あまりに面白かったので、騙されてもいい、という前のめりな気持ちで劇場へ。実際、若干ネタバレな予告編なのですが…予告に負けない、いや凌駕してしまう本編。予告編のおかげで驚きも興奮も更に割増し、でした!
そして。あのリチャード•ジェンキンスが、またしてもいい仕事をしています。細腕をさらけ出し半袖ワイシャツで登場した時点で「!」。 シリアスもB級も分け隔てなく全力(いや、いつも余裕の八分目⁉)な大ベテラン…さすがです。ますます彼が好きになりました。「扉を叩く人」以来、改めて惚れ込みました。
…あ、もちろん突然登場する「あの方」もさすが!です。
二本立てするなら迷わず「プロメテウス」ですね。(「宇宙人ポール」も、彼女繋がりかつ楽しげでよいですが)。時間とエネルギーを持て余すなら、是非ぜひ!
山小屋脱出ホラーと思いきや、想像以上に斜め上へ。
前情報一切無し、予告編も観ずに鑑賞。始まって早々に登場人物達の脱落の香りがプンプンするフラグ多く、全滅してのラストもアリかと覚悟完了。
主演のクリステン・コノリーが思いの外に良かったが、出演作少なく残念。まさかのクリス・ヘムズワースに驚き。今となってはクリヘムの無駄遣いが過ぎてて面白い(笑)
マジックの種明かしに驚きつつ戸惑いつつ。逆にホラーな世界には全く入り込めず、恐怖感はほぼゼロ。マジック(シナリオ)の裏側が気になって仕方がない。どうやって広げた風呂敷を畳むのか、心配になったが脚本は秀逸。
だが、どうにもB級感が否めず。。。後半の畳み掛けるラッシュはジェットコースターの様で楽しいが、話の展開が斜めに行き過ぎてしまい、置いて行かれてしまった。
...が、割り切ってしまうと単純に凄い楽しい。
強引なラストもこれはこれで納得してしまう勢いも◎。
※本編観た後にYoutubeで予告編を鑑賞。
予告編の見せ方が絶妙に上手く、これを観てからなら置いて行かれる心配も無い。絶対に予告編見てからの鑑賞を。
ついでに登場モンスター総勢60体以上の元ネタ映画の考察も鑑賞。登場モンスターの過去の映画へのリスペクトに感服。という事でアクションスリラー映画として評価。オススメ。
最高のホラーメタ
寄せ集めのB級品
沢山のホラー要素を無理やり詰め込もうとしてグダグダになったようなB級作品でした。もうこの手の映画で〈裏の組織〉パターンはやめてもらいたいですね。しかもこの映画ではその組織が冒頭から出てきてハイテンションでパーティ感覚の演出なのがシラけてしまいました。ラストの大ボス的な感じでシガニーを起用したのもウケ狙い的なあざとさが更にしらけムードに追い打ちをかけたように思います。
どうせなら終盤の殺戮ラッシュをメインにした方が面白かったんじゃないでしょうか。著作権等々で全てのホラーアイドルは出せなかったようですが、ヘルレイザーの魔導士が見れたのはちょっと嬉しかったので。
まぁこんな内容でも本国では大ヒットしたらしいので昨今の映画は何が当たるかわからないですね。
案外面白かった
色々と詰込みすぎ!(笑)衝撃の物語終盤1/5は必見のド迫力!キャッチコピーに偽りなし!
この映画、出自からして非常にややこしいんですよ。全く同年公開の映画でタイトルが全く同じの作品があるので。本作の邦題が『キャビン』なんですよ。なので便宜上、こちらを『キャビン』としますね。.com様でも、こちらが『キャビン』(原題:The Cabin in the Woods)なので。ややこしい。
もう一方の『キャビン・イン・ザ・ウッズ』の原題は『Resolution(決意・決断)』なんですよ。なんでこっちを使わんかったし。めっちゃ紛らわしいJARO案件。タイトルくらいきちんと分けろし。
メインビジュアルから、てっきり『CUBE』みたいなソリッドシチュエーションスリラーを期待していたんですよ。
キャッチコピーは「あなたの想像力なんて、たかが知れている」ときたもんですよ。どんだけ自信満々よw
アマプラで観たんですが、ジャンルが「ホラー」「サスペンス」そして信じがたいことに「コメディー」なんてのが、しれっと紛れ込んでるんですよね(笑)
それ見た時点で、なんか、すごいイヤな予感がしたんですよ。
案の定、ごった煮のぐっちゃんぐっちゃんで、収拾つかない映画なの。
謎要素詰込みすぎ!まさに闇鍋状態。←伏線
毎回詰込みすぎのレビュー書いている私が言えた義理じゃないんですが。
主人公側で起っている͡ことは『死霊のはらわた』だったり『悪魔のいけにえ』だったり『13日の金曜日』みたいな湿っぽいホラーなのに。いえ!ホントに!ゾンビやら、レザーフェイスやら、ジェイソンっぽいのが出て来るの!(この時点で、すでに詰込みすぎ!)
一方の彼らを監視したり操ったりしている(?)側の、どうやら悪役のラボの情景は、無機質でコメディータッチ(しかもダダすべり)なの。でも、コメディーパートのシーンの劇判がシリアス一辺倒なの。そんなの全く笑えない。
どこで感情のスイッチ切り替えたらええねん!って話です。
物語の残り1/3あたりで、主人公側の惨劇をツマミに、ようやくパーティーっぽいのやり始めるんですが。まだ笑えないよ。
あくまでもシリアス展開なの。コメディー言うんやったら、もっと振り切れし!
普通なら、全く相容れない要素+要素だと思うの。やっぱり失敗かー!って思ったんですが…
カレーと、いちごケーキが好きでも、鍋に一緒くたに混ぜて出されたら、そんなんイヤやねん!別々に食べたいねん!って思ってたの。この時点では。
そもそも、何をやってんのか、何をやりたいのかが、さっぱり見えてこないの。って思ってたの。この時点では。
闇鍋だけに、とんでもない物がぶち込まれているかもしれないのに。←伏線
ネタバレ的に調理方法(ストーリーライン)までは訊かんけど、せめて具材(シーンの説明)くらい明らかにしろし!
もう観るの止めようかな…って思い始めた終盤に、やっと『CUBE』っぽいのが来たの。
ここから面白くなるの?と思い、鑑賞を続行です。ここからのCUBE的ビジュアルは、悔しいけれど圧巻だと思いました。途端に面白くなるの。『CUBE』+『死霊のえじき』+『バイオハザード』+『ミスト』+『エクソシスト』+『IT』+『インディー・ジョーンズ』+『ノック』みたいな。そして、最悪のバッド・エンド。
あ…ありのまま…物語終盤1/5で起ったことをありのままに話しました。何を言ってるのか分からないと思いますが、私も何を見せられたのか分かりませんでした。頭がどうにかなりそうでした。のポルナレフ状態でした。
ホラーだとかスプラッターだとか、そんなチャチなものじゃなかったです。もっと恐ろしいものの片鱗を味わいました。
怪物やら幽霊やら妖怪みたいのがうじゃうじゃ現れて、まさに百鬼夜行の地獄絵図状態。
マジで怖いガク((( ;゚Д゚)))ブル描写の連続なの。
ガク((( ;゚Д゚)))ブル要素詰込みすぎ!もっと落ち着け。
ある意味、ここのぶっ飛びっぷりがコメディーちゃぁコメディーなのかも。それくらいぶっ飛んでるシーンの連続なの。まさににめっちゃハイカロリーの闇鍋。←伏線回収
この映画、この終盤1/5観るだけでも十分に価値あったよ!闇鍋最高だよ!散々貶してごめんなさい。
「私の想像力なんて、たかが知れていました」
闇鍋、大変美味しゅうございました。
この結末は確かに読めなかった…!
【”古きモノを鎮めるために。”。愚かしきピーピング・トム達が仕掛けた罠。従来のホラーテイストを残しつつ、SF要素、ディザスター要素も盛り込んだ斬新な逸品。】
■女子大生のデイナウやマーキーたち5人は、夏休みに山奥の古ぼけた別荘を訪れるが、地下室で謎の日記を見つけたことから仲間が次々と殺されていく。ところが、この一連の出来事の裏には、彼らがシナリオ通りに死んでいくようコントロールする謎の組織の存在があった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤は良くあるホラー映画の様な、古い山小屋に若者達が遊びに行くと、ゾンビが現れて・・、と言うパターンなのだが、そこからの展開が予想の斜め上を行く。
・山小屋の地下には”ピーピング・トム達”(博士、研究員、館長(シガニー・ウィーバー))が人類の存亡を掛けて、あらゆるパターンの若者達を殺す化け物たちが”キャビン”毎に用意されている。
・若者たちが殺されると、「淫婦」「戦士」「学者」「愚者」(マーティ)「処女」(デイナ)と書かれた石版に彼らの血液が流れ、地下に封印された化け物たちを封じ込めていたのだが、序盤に死んだと思われた「愚者」に該当するマーティが生き残っており、デイナを助けたために、”ピーピング・トム達”(博士、研究員、館長)が計画した化け物たちが蘇ってしまう。
<今作は、アリがちなパターンのホラーに、SF要素と、ディザスタ―要素を絡めた点が斬新である。まさか、若者達の「戦士」であるクリス・エムズワースが中盤で死に、ダメダメ君と思っていた「愚者」(マーティ)が生き残っていたとはなあ。
キャスティングにも、仕掛けがあった作品である。>
ホラー映画ファンのためのホラー映画ファンによるおもしろホラー映画
この映画
他人に話したところで共感得られる人
相当限られますよね笑
もう
ここのレビューに書くしかないし笑
リア友に勧められるもんでもない笑
これまであなたがどれだけのホラー映画を観てきたのか
それがこの映画に対する評価の全てになることでしょう
良い方に期待を裏切ってくれました
おもしろかったです
シガニーウィバー大先輩が出てきた時
ひとりで声出たわ笑
感動すら覚えた笑
SCP×俯瞰体験型スリラー
前提として
・ドリュー・ゴダード監督の他作品は未視聴
・ジョス・ウェドン脚本だと、『アベンジャーズ』や『ジャスティス・リーグ』、『トイ・ストーリー』を視聴済
いや、楽しかったー!
人の過ち、世界の調和。 そんなことどうでもいい!!みたいな感じでモンスターが暴れ回る。今まで人に、存在や扱いを虐げられてきたSCPたちが暴れ出した感じで良い。悲哀を背負うのがゾンビ一家というところにメタ的な面白さがある。
モンスターにはいろんな小ネタが挟んであるのも深み。『ヘルレイザー』とか分かりやすいかも。
こんなお話なのに全キャラに人間味があるのがまた良い。
かなり悪趣味な仕事なのに、職員の立場とか考えるとなんか責める気になれないのがまたニクイ。
個人的にツボなのは死ぬ直前まで「北口は侵入禁止だ」とかいう職員。あー、いるいる、こういうやつ。緊急事態なのにお堅いこと言ってるやつ。
もちろん主人公5人にそれぞれ個性があるし、見せ場もあるけど死亡フラグは焦ることなく回収するし、死なないフラグもしっかり回収していく。
クリス・ヘムズワーズは一味違うね。
でも俺、ハッパの兄ちゃん(フラン・クランツ)も好きだぜ。
ホラー演出を製作者側・フィクション的な感覚で観ていられる。ホラーあるあるも随所に盛り込まれていてこれが心地よい。実家感ある。
全エレベーター開放パーティ後の血祭り。血まみれエレベーター前。よく作り上げた!! 美術、CG、デザイナー全てに拍手!!!
あの地獄絵図は最高です!!!
なぜか日本にリスペクトを持ってくれてるアメリカの業務形態がめちゃくちゃ日本に似ているの良かったな。
手続きを絶対に挟まないといけない状況とか、真面目に働いているように見えて裏で色々遊んでたりとか。抜け目が多いのもまた面白いところ。これ別にアメリカに限った話じゃないぞ?
OPが完全に映画なのだけど、これも一つの世界終焉シナリオなのかな、という見方ができる。
要は全体が物語として俯瞰できる構造になってるのだ。
そっか、こういう状況だったらこう考えるよね!
だから職員はこう動くよね!
みたいな。
あそこの職場、給料いいんだろうなぁ。行きたくはないけど。あー、でも実験対象になるよりマシか?
そんなこんなでホラー映画やSCPが好きな人ならのめりこめること間違いなしな作品。
大麻啓蒙活動ともいう
『死霊のはらわた』の皮を被った…
『死霊のはらわた』っぽいですが、色んなホラー映画をオマージュしてます。
この部分は『13日の金曜日』だな
この小物は『ヘルレイザー』だな
このキャラは『イット』だな
と、元ネタ探しできます(笑)
『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが出てますが、
僕の中のコーナー、こんなソーはイヤだ☝️に、
アホっぽくて濡れ場がある☝️って項目が、あるのですが、
まさに、それで、幻滅(笑)
演技も下手な方が多く、なんか安っぽい映画です…
残念…
最初は、クラシカルなホラーっぽく、いい感じなんですけど、だんだんダメになっていきます(笑)
良かったのは、主演女優クリステン・コノリーがメチャかわいいです(笑)
この映画で初めて知った(笑)
1番の収穫でした(笑)
クソ映画、バカ映画、実験作?野心作?
その昔「シベリア超特急」なんて、およそ映画の体を成していないお遊び映画があった。カルトムービー好きがこぞって持ち上げ、そそのかされた好事家たちは手に取るや、どう評価したものか、なんとか持ち上げようと、ああでもないこうでもないと、核心を突く言葉を使わなかったものだ。(クソ映画)
この作品、いや作品とも呼べないか、もはや。
山小屋で一夜を明かす、若い男女を惨劇が襲うという、古典的な展開をひねって、もうひとひねりして、こねくり回して面白くしよう、と言うならいざ知らず、どう考えてもツジツマも、ハッソウノユニークも、フクセンノカイシュウも、くそもあったもんじゃない。
時間のムダ。映画マニア同士で、「いかにくだらないか」を論じ合うにはいい題材かも知れないが、普通に楽しく映画を見たい人には全くおすすめできない。
悪いことは言わないので、見ていない人はやめときなさい。
以下は、自分への戒めとして、今後、ひどい作品だったことを忘れないために、どのようにダメだったかを書き記しておく。
一番は、何といっても「作戦本部」の存在だろう。
彼らの仕事は、魔物の管理。
まるで、アメフトのプレーを見るように、監視カメラを通じて若者たちの行動を逐一観察している。その目的は、山小屋に泊まりに来た若者たちが、自分たちの管理する魔物の餌食になることをアシストすること。
「ハンガーゲーム」を彷彿とする設定だが、殺し合いを見物するのではなく、あくまでも間接的に、若い命が狙われやすいようにアシストすること。そのために、飲み物にアドレナリンを刺激する薬物を混ぜたり、ヘアダイの薬剤にバカになるクスリを混ぜたり、森の空気に、エロいフェロモンを漂わせたりする。その効果で、主人公たちは裸でおっぱじめたりするのだが、モニタールームでも、のぞき趣味の延長上の盛り上がり方で、それを咎めるように、ひとりだけ正義感の強いまともなスタッフも、結局、何の役割を果たすことなくあっけない最期を遂げる。
若者たちは、全部で5人、一人ずつゾンビ一家に殺されていくが、そのきっかけは、「入ってはいけない」地下室に入り、「読んではいけない」日記を読み、「唱えてはいけない」呪文によってゾンビ一家が復活したから。
その様子を、モニタールームでは、賭けの対象にしていたので大盛り上がりで、見ている。そのスタッフたちの人数は、ざっと見ても100人は下らない。
これだけの組織が、いったいどこの機関に属し、どうやって活動資金を得て、どういう理念で活動しているのか、一切の説明はないが、どうやら若者たちが死んでいくのを喜んでいるのは間違いない。そして、直接手を下さないのも厳格に守られているルールのようである。
5人のうちの一人が、偶然その「ほころび」に気づき、一気にストーリー上の大逆転に至るのかというヤマ場を迎えた時に、彼ら組織が最も恐れていた、「魔王」が目覚めてしまう。その巨大な掌で、ハエ叩きのようにモニタールームは叩き潰される。
奇想天外と言えば聞こえはいいが、支離滅裂で、編集をとちったか、重要なストーリー上のピースを何らかの事情で使えなくて(出演者の降板など)こんなできそこないになったか。とにかく、好意的なレビューが意外なほどに多いのは、まったく理解できない。怖ければそれでいい。スリラー映画に、話の整合性なんて始めから求めてない、ということか。
評価できるのは、魅力的なキャストと、ちょっと頑張った特殊効果ぐらい。
全然怖くないしね。
あー時間の無駄だった。
2017.10.6
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