ロックアウトのレビュー・感想・評価
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10年もたない
今、持てる技術をつぎ込んでそこそこ見れるレベルのアクションSFに仕立て上げた一本という感じです。
それなりに制作費もかかってる感じですが、詰めの甘さが目立ちます。
90分によくもこれだけと言うくらいに見せ場を盛り込んであり、最後まで飽きさせない展開です。
アクションもキレまくって、宇宙刑務所という設定も異質のヴィジュアルを実現しています。
敵キャラも光っているし、これだけ揃っていて、どうしてもっと面白くならなかったかな。
身も蓋もありませんが、むしろ、未来を舞台にしない方が良かったように思います。
そのほうが、余計なVFXに予算を取られずに素晴らしい作品になったと思います。
10年後に見たときに、たぶんチープなSF作品に見えてしまう予感がぷんぷんします。
2014.7.1
網走番外地宇宙編
公開当時はヨーロッパコープの大味バカ映画かと、劇場鑑賞を見送った。今回配信にて鑑賞してみたら意外にも楽しめた。まあ、ハードルが下がりきってたせいかな。でもすでに十年以上も前の作品とは驚いた。年を取るわけだ。
宇宙ステーションを監獄にするといった発想が当時はばかばかしいと思ったが、実際は深宇宙探査のための研究を囚人をモルモットにして影で行っていたという、結構理にかなった(?)設定だし、意外にもちゃんと作られた娯楽作品だった。
主人公のガイ・ピアーズも終始軽口たたいてて見ていて楽しいし、悪役のぶちぎれたサイコ野郎もいい味出してた。ラストはスターウオーズばりのスペースオペラも楽しめてハリウッドの大味大作よりは出来がいいと思う。
配信で暇つぶしに見るには最適な作品。
見所なしでした
どんなに殴られようが、刺激的な映像があろうが、オシャレにテンポよく進む展開のため緊張感ゼロ。個人的には、それがリュック・ベッソンの関わっている映画の持ち味と思っているので、結局どれだけ凄い映像を魅せてくれるか、それだけになってしまうんです。
囚人の狂悪ぶりも軽快にテンポよく進み、冗談交えて殺すので、このノリを楽しめるかが全てではないでしょうか。
インカム?で指示されながら進むんだけど、ぶっ壊されてからは文字通りロックアウトの展開になったので少しは緊張感出たかな。しかし「考える間」を与えず、次から次へと色んな展開を続けるので「あ、そう」と冷静に観てしまう有様でした。
CG等を使った凄い映像美もあったかもしれませんが、演出が台無しにしており記憶に残らなかった。いっそ音楽もアニメやクラシック、ブルース等々予期せぬ曲にしちゃって、観てる方がとても付いていけないノリにしちゃうのもアリです。もちろん気に入った人もいるでしょうが、私は有り得ない会話・有り得ない展開を楽しむことはできませんでした。
「ここ禁煙って書いてあるでしょ」
「そんなの囚人が守るかよ」
こういうアウトロー的な会話は少なく、ほとんど冗談中心で進みます。
無事に脱出して終わりかと思ったけど、金目的の奴がいたり最後まで予期せぬ展開の連続ではあるが、SFやアクションが好きな人には「こういうの見飽きた」て思うんじゃないかな。宇宙刑務所という発想に興味を持って観ましたが見所がなく残念でした。
「フィフス・エレメント」の方が圧倒的にいい。
リュック・ベッソンは監督ではなくプロデューサー
リュック・ベッソンらしい荒唐無稽な作品だが昭和のB級映画みたいな作品。宇宙刑務所なんてコントにしないで海外ドラマ『プリズン・ブレイク』のフォックスリバー刑務所のようにすれば現実的になって面白いのに残念。大統領の娘は海外ドラマ『LOST』のシャノン。主役のガイ・ピアースはイケメンだが背が低いのが残念(IMDbには5' 10¼" (1.79 m) とあるが恐らくは身長170cm代でトム・クルーズの次くらいに背が低い)。内容は骨太ミステリーなのでアクション映画ではなくクライムサスペンスにした方が楽しめたと思う。
気軽に楽しめる映画だと思います。
反乱が発生した宇宙ステーション(監獄)に、エージェントが送り込まれて活躍するお話。
ガイ・ピアース主演の近未来SFアクションです。
ストーリーも分かりやすく、またVFXも大掛かり。「絶対的な悪」と言える囚人の存在で際立つ「勧善懲悪」。見所ある作品だと思います。
ただ、そもそも主人公が何を奪い合っていたのか?等が明確に描かれていないのが気になります。仲間が監獄に収監されているとはいえ、本筋であるヒロインの救出劇に上手く絡めておらず、蛇足のような設定になってしまったと思えます。本筋のみにフォーカスした方が良かったのではないでしょうか?
頭を空っぽにして観れば楽しめる
冒頭の部分、濡れ衣を着せられるところがちょっと分かりづらい
バイクで逃走するシーンのCGはとても2012年の映画とは思えず
惨事の発端にも関わっている黒人SPの無能ぶりに注目
どっかで聞いたストーリーの痛快バカSF
2079年。コールドスリープで凶悪犯を実験的に収容する宇宙ステーション刑務所MS-1は脱獄成功率0%。組織の重要機密漏えい事件を追っていたCIAのスノーは同僚殺害容疑で逮捕される。その頃人権団体を率いる大統領の娘エミリーは囚人に対する人権侵害を調査するためMS-1を訪問していたが、所内で暴動発生。凶悪犯達は刑務所職員とエミリー一行を人質にとり政府に囚人全員の解放を要求する。CIA調査官ハリーは大統領にスノーによるエミリーの救助を提案する。
どっかで聞いたようなストーリーだと思ったら当然のヨーロッパ・コープ作品、この時点でまあ内容は保証されたようなもの。『ニューヨーク1997』+『マッドマックス』+『ダイ・ハード』+『フォートレス2』みたいなお話を90分程度の活劇に見事収めた製作陣の名人芸にまずは拍手。あまたある80'sアクションリスペクト映画でもここまで『ダイ・ハード』に対するリスペクトを露にした映画もなかなかないと思います。ブルース・ウィリスですら『ダイ・ハード3』以降は禁煙してるのに今時こんなにバカスカタバコを吸う主人公もいないかと。
今から70年くらい未来の話なのに使ってる携帯が今のスマホと大差ない仕様だったり、MS-1備え付けの重力発生装置がウソみたいにアホっぽいスペックだったり、『フォートレス2』もそうでしたが、そもそも宇宙刑務所なんて維持コストがベラボーに高いでしょうに!?みたいなツッコミはそもそも野暮極まりないので頭を空っぽにして観るのが正解。
『96時間』では旅行先のパリで人身売買組織に拉致され、今回は宇宙刑務所で囚人に拉致され、すっかり拉致女優として確固たる地位を築いたマギー・グレイスのツンデレ拉致演技にはオスカーを4つくらいあげたい気分になりました。
ダイハードの
近未来バージョンかと思った(笑)
ストーリーは面白そうだったけど、最初のCGでアニメ!?と思って、見る気が失せたが、宇宙刑務所位で深く考えずに、アクションを楽しもうと切り替えたら、まあ、楽しめた。
物理
宇宙を理解してなさ過ぎてビックリした。SF映画は物理なんか関係ないんだろうけど、宇宙刑務所に機関銃を設置してあるのも良く分からん設定だし、脱出ロケットは一つしかないのに、結局、変なスーツで脱出が出来たり…SF映画にリアリティを求めたらいけないんだろうけど、それにしても、意味わからなかった(笑)。
こないだ観たかも?
リュック・ベッソン製作のSFアクション。主演がガイ・ピアーズと聞きつけとりあえず観賞してみたというレベルだが、映画好きは少なからずニヤリと出来る作品だろう。どこかで見たことのある設定や、登場人物たち。「こないだ観たかもしれない」と頭のどこかで絶対に思うはずである。しかし、それがヨーロピアンのB級スタイルなのである。
ご都合主義的展開や、やや雑な世界観設定、近未来とは到底思えないアイテムの数々…個人的にはそういった部分も味だと思う。ノリが軽いと言うべきか、言葉のやりとりが面白くもウザくもあるが、細かな設定を置いておき、少しばかりそういう小ネタを挟んで笑いを誘うあたりも流石かも知れない。
細かな所は気にせず、世界観やど派手なアクションなどで楽しむべし。まさにそんな作品だ。頭では何も考えずに与えられた映像の数々を観ていれさえすれば万事解決という訳だ。
こんな世界は来るのだろうか
SFにしては、そう遠くない未来を描いた世界。
宇宙に監獄をつくれるぐらい進歩している世界なのに今とそう変わらないところもあり不思議な世界観でした。
ストーリーは、そんなに盛り上がるところはなかったように思いますが主人公はとてもユーモラスで、端々で飛び出すジョークが面白かったです。
prison in space
軽いノリというか、監督らしさは出ていたと思います。
どうしようもなくつまらない訳ではないのですが、どこかで観たことのあるお話・映像を色々集めて合体させたような作品です。極悪犯を宇宙刑務所に収監するという設定は面白いのですが、もう少し深味をもたせたら良かったのにと残念です。
囚人の個性も極端過ぎるし、大統領役の演技が下手過ぎです…。
アクションとジョークの玉手箱
宇宙監獄が舞台ということで、またありきたりなアクション物語だと思えば、いかしたHEROのアクションとジョークの玉手箱!
良かったです!-w-wまたキャスト設定がグッドΣd(・∀・´)悪役キャラが兄弟でまた弟がフリーザみたいな悪者で、観ていて腹が立ちましたよ-w-w
大統領娘をコーヒーとガソリンと下水で髪を染めるという斬新なシーン、好きです!
欲を言えば、もっと宇宙の設定を生かして、宇宙ならではのアクションも観たかったです。でも映像がとても綺麗で、ガンダムみたいな銃撃戦もあったのでオススメかも!
展開が早すぎ&中途半端
嫌いな作品ではないです。
見所はかなりあります。評価はそこまで高くつけていませんが、手元にBlu-rayを置いておきたい一作です。
ただ、95分という尺に詰めるだけ色々な事を詰めているので、展開が急すぎで良く考える暇がありません。
純粋にアクションを楽しみたいという方にはオススメしたいですが、もう少し感情移入出来る面も含ませた方が良い作品に仕上がったと思います。
ビックリするほどの突っ込み所もあります。
宇宙服のみで大気圏に突入するなんてあり得ないとしか言いようがありません。ネタバレになるのであまり詳しくは話しませんが。。。
一番気になるところはスルーだったりして、「そこを突き詰めた方が面白いのでは?」となる所も。
CG等は陳腐な所があったり、凝った所があったり。。。B級映画なんですかね。本作は。
観賞後に若干モヤモヤしますが、もう一回観たいと言えば観たい様な気もする作品です。
宇宙刑務所の囚人達が反乱をする映画なので、かなり暴力的です。
なので女性向けではなく、男性向けだと思います。
暇潰し程度に是非。
もしも、マクレーンが宇宙で活躍したら…?
大統領の娘が“鉄壁”と言われる宇宙刑務所を訪れるも、一人の凶悪囚人に拉致され、さらに500人の囚人が解放される。大統領の娘を救うべく、元CIAエージェントの問題児が送り込まれる…。
リュック・ベッソン製作・脚本のSFアクション。
特別斬新という訳でもなく特別つまらないという訳でもない、ベッソンらしいコテコテのBムービー。
マクレーンが宇宙で活躍したら?…という感じもし、ベッソン的SFオマージュ?
実を言うと、期待していたものと違った。
宇宙とは言え刑務所モノは脱走モノが好きなので、主人公が宇宙刑務所から脱走する話の方が良かったかなと…?
題材や設定はいいけど、趣向を変えればもっと面白くなっていた筈。
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