アーサーとふたつの世界の決戦のレビュー・感想・評価
全3件を表示
前作が不評だったのだろうか?いよいよ日本じゃ公開されなくなったん...
前作が不評だったのだろうか?いよいよ日本じゃ公開されなくなったんですね。2章での最後は、マルタザールが望遠鏡を使い地上へと向かったところで終わった。 ダルコス(イギー・ポップ)、M(ルー・リード)と、ミュージシャンを採用しているのを始めて知ったけど、結局この最終章は彼らの物語だったわけね。アーチボルトじいさん(クロフォード)がミニモイから人間の大きさへと変化する秘薬を持っていたりして、蚊をデカくした軍隊で町を破壊し続けるMに対抗する面々。Mの息子であるダルコスもなぜかアーサーの味方になっちゃったし、最後はセレニアも影が薄くなっちゃったよ。 そのセレニア。第1作ではマドンナが吹き替えをやってたけど、2、3ではセレーナ・ゴメスという女優。この声のおかげでセレニアの顔がミラ・ジョヴォヴィッチに見えてきた。 たいした作品じゃないけど、終盤にきてダースベイダーのネタが笑えたおかげで加点。あの新聞記者もジョージ・ルーカス似だったし・・・
こぢんまりとした世界征服と最終決戦
「アーサーとミニモイの不思議な国」「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」に続くシリーズ第3弾で完結編。 体長数ミリのミニモイ族の国を救う少年アーサーの大冒険。 冒頭、「1」「2」のおさらい映像が流れるのだが、やべー、全然覚えてない…。 辛うじて、魔王マルタザールが巨大化して人間界に現れて次回に続く!…という「2」のラストは覚えてたけど。 マルタザールが軍団を率いて人間界の征服を開始。 完結編に相応しいハラハラドキドキとスケール!…にならなかった。 全体的にハラハラドキドキより笑いの比率の方が勝っている。 片田舎の小さな町を征服し、何ともスケールの小さい世界征服。 戦いに巻き込まれるアーサーの家族は天然。 マルタザールと部下も何処か間抜け。 そんな緊張感の無い“ふたつの世界の決戦”の中で奮闘するアーサーと仲間たち。 完全にお子様向け。 リュック・ベッソンは何を思ってこの3部作を作ったのだろう…?
全3件を表示