「たくさん笑った」ディクテーター 身元不明でニューヨーク 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
たくさん笑った
日本では表現がどんどん息苦しくなっていてとてもつまらないんだけど、そんな日本でも上映してくれてとてもよかった。日本では地下でしかあり得ないユーモア表現でたくさん笑った。しかし面白いのは際物的な表現だけでなく、普通のギャグもたくさんあってとても楽しい映画だった。現代全体をバカにしている感じがして、とても頭のいい人が作っていると思った。でも、親しみのない文化でよく分からないところもあった。
アラブの人はアメリカの映画がきっかけで大変な騒ぎになっているのだが、むしろこの映画に怒るべきではないかな。でもアメリカも同時に小バカにしているから大丈夫なのだろうか。
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